CPUの熱暴走をヒートパイプで抑える!
「MEDIAS X N-06E」
NECカシオのMEDIASシリーズといえば、女性をターゲットにしたものが多かったが、春モデルの「MEDIAS W」は明らかにガジェット男子向けだった。夏モデルとして発表された「MEDIAS X N-06E」はピンクのカラバリや丸みをおびたデザイン、イルミネーションなどなど、女性向け路線に戻ったかのように思われるが、ガジェット男子にも受けそうな要素が詰まった端末になっている。
MEDIAS Xは、4.7型(720×1280ドット)の有機ELディスプレーを採用する。解像度はフルHDではないが、有機ELの発色の良さで非常に画面は美しい。スペックは1.7GHz動作のクアッドコアCPU、2GBのメモリー、32GBの内蔵ストレージなど夏モデルのトレンドを抑えており、外見はラウンドデザインやオーロライルミネーションなど見栄えもいい。
しかし、ほかの端末にはない唯一の特徴が「ヒートパイプ」を使ったCPUの冷却機構だ。どうしても高クロックのCPUを使っていると、本体が熱をもってしまい、排熱機構をもたないスマホは熱が内にこもってしまい、場合によっては機能が停止してしまうこともあった。しかし、このMEDIAS Xはヒートパイプを使うことで熱を拡散させてCPU、ひいてはスマホ内部で放熱するのである。
UIはフィーチャーフォンユーザーに考慮した「docomo シンプル UI」が採用されているが、NECカシオ独自のUI「LIFE UX」も使うことができる。
それでは写真とともにMEDIAS Xを見ていこう。
「MEDIAS X N-06E」の主なスペック | |
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メーカー | NECカシオモバイルコミュニケーションズ |
ディスプレー | 4.7型有機EL |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 約67×138×8.5mm |
重量 | 約136g |
CPU | Snapdragon APQ8064T 1.7GHz (クアッドコア) |
内蔵メモリー(RAM) | 2GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 32GB |
外部メモリー | microSDXC(最大64GB) |
OS | Android 4.2 |
Xi | ○(下り100Mbps) |
Xi対応周波数 | 2GHz/1.5GHz/800MHz |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
テザリング | ○ |
カメラ画素数 | リア:約1310万画素CMOS/イン:約130万画素CMOS |
バッテリー容量 | 2300mAh |
FeliCa | ○(+NFC) |
ワンセグ | ○ |
NOTTV | ○ |
赤外線 | ○ |
防水/防塵 | ○/○ |
Qi | × |
miniUIM | ○ |
連続待受時間(3G/LTE) | 約550時間/約450時間 |
連続通話時間(3G) | 約580分 |
カラバリ | Pink/White |
発売時期 | 6月下旬 |