パナソニックは5月14日、デジタルカメラ「LUMIX G」シリーズの新モデル「DMC-G6」および電動ズームレンズ「H-FS14140」を発表した。
映像処理エンジン「Venusエンジン」が一新され、より高精細で立体感のある描写が可能になったという。
大幅な改善が図られたのが、起動や連射の速度だ。AFの高速化に加え、起動時間も前モデル「G5」の1秒から公称0.5秒まで短縮された。動画撮影の起動は公称1秒で、同社によれば、これは世界最速だという。連写性能としては、AFSで7コマ/秒、AFC(追従AF)で5コマ/秒をうたう。
動画撮影機能としては、上位機種のGHシリーズに採用されていた「クリエイティブ撮影モード」を新たに搭載。これは、シャッタースピードや絞りの調整をしながら動画を撮影できるというものだ。また、正面右側にはマイク接続用のミニプラグを搭載。外部マイクを接続しての動画撮影が可能となった。
カラーはブラック、シルバー、ホワイトの3色展開。店頭想定価格はDMC-G6本体が7万9800円、14-42/45-150mmのダブルレンズキット「G6W」が10万9800円、14-42mmVARIO PZレンズキット「G6X」が10万4800円で、いずれも6月20日に発売の見込みだ。