ミクタブレットのベンチマーク結果を見てみよう
ASCII.jp的に押さえておかないといけないのがベンチマークテストだ。ベンチマークは、安兎兎ベンチマーク、Quadrant Standard Edition、3DMARK Android Editionを行なった。バッテリーベンチマークとしては、筆者が住まう大都会・町田から宮ヶ瀬ダム周辺までの往復でバッテリー消費量を参考値とした。
次にバッテリー駆動時間を見ていこう。カタログスペックでは約4.5時間とある。車中であればシガーソケットから電源を確保できるため、あまり気にしなくてもいいが、配線が邪魔だったりシガーソケットがほかのデバイスで埋まっていることもあるだろう。
チェックは町田市街地から宮ヶ瀬ダム、そこから筆者の自宅(町田付近)までというルートで行なった。輝度は50%に設定しての結果は、町田から宮ヶ瀬までの約1時間30分の移動で、バッテリー残量が58%。そこから徒歩モードでのチェックや搭載カメラでの撮影などを実行して、帰路へ。自宅周辺時点でバッテリー残量は18%になっていた。およそ、カタログスペック通りのバッテリー駆動時間だと判断してよさそうである。
Google Playも使える!
まだいろいろ機能があるんですヨ
さて、カーナビとしての性能を中心にチェックしてきたが、ミクタブレットはGoogle Playにも対応しているため、アプリでの機能拡張が可能だ。渋滞情報アプリもプレインストールされているため、高速の渋滞状況をテザリング経由で確認することもできる。また、スタンドカップにはアウトカメラ用の切り抜きがあるため、ビデオ録画機能を使えば簡易ドライブレコーダーにもなる。もちろん、ドライブレコーダーアプリを使えば、より細かい情報の記録も行えるだろう。
ビデオ録画機能で録画してみたもの。意外と撮れている。
そして、帰り道に気がついたアンロック機能。ミクナビの画面にある「HATSUNE MIKU ART GALLAERY」は、購入直後は何もない状態だが、ミクナビを使い込むと新しい壁紙がアンロックされるようだ。条件は不明で、デモ走行では出現しない模様。おそらく、走行距離や目的地到着などでアンロックされていくかと思われるので、ミクタブレットをゲットしたらお出かけしまくればいいだろう。
コレクターアイテムに終わってない
カーナビタブレット
編集スエオカとコレクターアイテムかな~と意見を交わしつつ、フィールドベンチマークを実行してみての結果は、カーナビとしては十分という意見に着地した。さすがに最新のAndroidタブレットとして見ると非力なのは否めないが、カーナビアプリとしては十分すぎるスペックで、そのあたりはリルート表示まで約1秒という短さからよくわかる。また視認性の面でも7型は車中ではちょうどよく、チラ見でもしっかりとルートがわかる。またスタンドから楽に取り外せるため、コドライバーの膝上ナビにもしやすい。
Androidである点を活かすのなら、インターネットに接続した状態を維持して、位置情報ツイートアプリで遊んでみたり、車載用アプリを試してみたりがオススメ。発売はもう少し先になるが、スマホのナビだと画面が小さくて運転中にわからんという経験があるのなら、ミクさんアイテムとしてではなく、カーナビとしてゲットしてもいいだろう。自宅をミクさんに踏んでいただき、喜んでもらいたい。