50種類以上のアプリがインストール済み
子どもがネットに触れる入り口になる「MEEP!」
すでに一報で紹介しているが(関連記事)、アメリカ生まれのキッズ向けタブレット「MEEP!」が26日から、全国のトイザらスで発売される。それに先駆けて、報道関係者向けのタッチ&トライ、そして発表会が行なわれたので、その様子を紹介する。
MEEP!はアメリカのOregon Scientific社が開発したタブレットで、2012年9月の発売以来、25万台以上が売れるという爆発的大ヒットを記録している。ディスプレーは現在のタブレットの主流である7型を採用し、解像度は800×480ドット、メモリーは512MB、内蔵ストレージは4GB、OSはAndroid 4.0、サイズは145×96×18mm、重さ450g。スペックだけ見ると一世代前のものではあるものの、HDMI出力に対応し、microSDカードは最大32GBまで使える。アウトカメラはないが、インカメラが搭載されており、こちらは30万画素だ。なお、本体はプラスチック製で、シリコンカバーで覆われているため耐衝撃性に優れている。
また、キッズ向けということで、強力なペアレンタルコントロール機能があるのも特徴。子どもが変なサイトを見たり、有料のアプリを買ってしまったりといったことを事前に防ぐことができる。このようなフィルタリング機能以外にもブラウザーやアプリの履歴確認、タブレットの使用時間の制限(例えば1日1時間に制限したりできる)も可能。
保護者がさまざまな制限をできる反面、子どもがネットを通じて視野を広げてもらうことも重視しており、ある程度はウェブページやYouTubeの検索が自由にできるような設定になっている。
同社のマーチャンダイズ本部 執行役員 ポール・ウィンズロー氏は「このキッズタブレットをインターネット世界の入り口にしてもらって、自分で世界を広げていく楽しさを子どもに知ってもらいたい」と話した。