「dynabook KIRA V832」Webオリジナルモデルの魅力を探る 第1回
東芝の13型Ultrabookを写真で紹介
2560×1440を実機で見た!「dynabook KIRA V832」レビュー
2013年04月18日 16時00分更新
4月18日に発表された東芝の13型ウルトラブック「dynabook KIRA V832」。本体サイズが約幅316×奥行き207×高さ9.5~19.8mmで、重さ約1.35kgの筐体に、2560×1440ドット(WQHD)の静電式タッチパネルを搭載する高解像度・高密度なノートPCだ。まず発表された店頭モデルに続いて、同社のWeb販売サイト「東芝ダイレクト」直販されるWebオリジナルモデル「V832/W2UHS」の受注が始まっている。
店頭モデルは、Office Home and Business 2013が付属して価格17万円前後(店頭想定価格)。これに対し、Webオリジナルモデルは、Office Home and Business 2013が付属する「PV8322UHNSSW」が19万円前後、付属しない「PV8322UHNCSW」が17万円前後と、少々高くなる。だが、CPUがCore i7-3537U(2.0GHz)となり、SSDも256GBと倍増しているため、よりパワフルなマシンが欲しいユーザーにはWebオリジナルモデルがお勧めだ。
それでは、「dynabook KIRA V832」の魅力とは何なのか。まずは、WQHDのディスプレーだろう。ディスプレーの交換が容易ではないノートPCは、より解像度を求められる傾向が強く、解像度の高いディスプレーを搭載する製品を待っていた人も多いハズだ。さらに、クラムシェル型Ultrabookでは珍しく、10点マルチタッチにも対応しているため、Windows 8のUIとの親和性も高くなっている。これらの特徴をWebオリジナルモデルで見ていこう。第1回は写真中心に紹介し、第2回にベンチマークやディスプレーの解像度上昇に伴う処理性能の変化などを紹介する予定だ。
頑丈で軽量なKIRAさん
まずはおさらいも兼ねて外観をチェックしていこう。筐体は全面マグネシウム合金を採用しており、天板はプレス加工を行ない、堅牢性を保ちつつ、天板部分の厚みは約5mmと薄化に成功している。また天板部が薄いため、プレス加工をしたといっても剛性が気になったため、ディスプレー部分だけをもってつまみあげてみたり、天板部を押してみたりしたが、よくあるモニターの一部分が変色するといったことはなかった。
側面から見てみると、「dynabook KIRA V832」は楔型になっている。このあたりは、MacBook Airの登場以降の各社ノートPCの流行りで、ヒンジから本体全部に向かって緩やかに細くなっている。これは薄く見せるのがおもな目的だが、先端部がとがっているためカバンの中に押し込みやすいメリットもある。1.35kgと軽いこともあり、片手でスッとカバンに入れやすい。というか、うわー軽いな~と思うばかりだった。
インターフェースは、USB 3.0×3、ヘッドフォン/マイク端子、SDカードスロット、HDMI出力になっている。それぞれ本体の両側面に配置されており、スタンダードなパターンもあり、マウスや外付けストレージの追加といった取り回しがしやすい。またUBS 3.0の1ポートは、起動時やスリープ時、電源オフ時の放電に対応しており、スマホやタブレットの充電が行なえる。
主なスペック | |
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製品名 | dynabook KIRA V832 Webオリジナルモデル |
型番 | V832/W2UHS |
直販価格 | オフィスあり19万円前後、オフィスなし17万円前後 |
CPU | Intel Core i7-3537U(2GHz) |
チップセット | Mobile Intel HM76 Express |
メインメモリー | 8GB |
ディスプレー(最大解像度) | 13.3型ワイド(2560×1440ドット/WQHD)、静電式タッチパネル(10点) |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
ストレージ | 約256GB SSD |
光学式ドライブ | - |
通信機能 | 無線LAN(IEEE 802.11b/g/n) |
インターフェース | USB 3.0端子×3、HDMI端子、Bluetooth 4.0、92万画素ウェブカメラ、WiDiなど |
ブリッジメディアスロット | SDメモリーカード対応 |
テレビ機能 | - |
サウンド機能 | harman/kardonステレオスピーカー、dts Studio Sound |
本体サイズ/重量 | 約幅316×奥行き207×高さ9.5~19.8mm/約1.35kg |
バッテリー駆動時間 | 約9.5時間 |
OS | Windows 8 Pro(64bit) |
オフィスソフト | Microsoft Office Home and Business 2013/なし |
主要ソフト | Adobe Photoshop Elements 11/Adobe Premiere Elements 11 |
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