4月15日、ネットワールドは米アクティフィオとTechnical VAD (Value Added Distributor)契約を締結。同社のコピーデータ統合管理アプライアンスを国内販売することを発表した。
アクティフィオのソリューションは、BCP/DR、開発テスト、データ解析など目的ごとに作られたコピーデータを1台のアプライアンスで統合管理可能にする。コピーデータ管理にかかわるシステム領域を、ストレージ、ネットワークおよびサーバーのインフラから切り離し、シンプルに運用することができるという。
具体的には整合性を持った静止点を確保した形でデータを保護し、本番システムのストレージに障害があった場合、上位システムがインスタントにアクティフィオにコピーされたデータをマウントする。変更したデータのみを取り込み、ユニークなデータのみを格納。1つのデータの仮想イメージからデータベース、ストレージ、仮想サーバー、ファイルなどのインスタントなリカバリが可能となる。
製品は「Actifio 100T」と「Actifio Gateway」の2種類。Actifio 100Tは、最大100TBまで保護できるエンタープライズクラスのクラスタハードウェア製品。単体で最大1000の仮想マシンを管理できる。また、Actifio Gatewayはクラウドやマネージドサービスのプロバイダーなど、地域的にあるいはグローバルに分散した企業向けに設計されている。
販売価格は、最小構成で3000万円(税別)~。