Windows Server 2012とWindows 8を新たなサポート
国産クラウドサービスに対応した「CA ARCserve r16.5」
2013年02月27日 09時00分更新
2月26日、CA Technologiesはデータ保護ソリューションの最新版「CA ARCserve r16.5」を発表した。ファイルバックアップ製品「CA ARCserve Backup r16.5」、レプリケーション製品「CA ARCserve Replication r16.5」/「CA ARCserve® High Availability r16.5」、イメージバックアップ製品「CA ARCserve D2D r16.5」 から構成される。
CA ARCserve r16.5ではWindows Server 2012とWindows 8に対応。最新プラットフォームのReFS (Resilient File System)、Hyper-V3.0のVHDX、NTFSデータ重複除去、記憶域スペース、4KB論理セクタなどの性能および柔軟性を向上させる機能が利用できる。
また、クラウドサービスへの対応も強化。対応済みのMicrosoft Windows Azure、Amazon Web Services(S3)、富士通「グローバル・クラウド・プラットフォーム」に加えて、クラウドストレージ基盤ソフトである「Cloudian」に対応。Cloudianを採用する「ニフティクラウドストレージ」(ニフティ)、NTTコミュニケーションズの「Biz ホスティング・クラウド・エヌ Object Storage」などのクラウドストレージサービスに対応した。
さらにHyper-V仮想マシンを包括的にレプリケーションするHyper-Vシナリオの機能が強化され、WANでのスイッチオーバーが可能になった。スイッチオーバーにより、IPアドレスなどのネットワーク設定を自動変更したり、GUIを使用したネットワークアダプタの設定が変更できる。これにより、ネットワークセグメントが異なる災害対策拠点への仮想マシンの切り替えがより簡単になるという。CA ARCserve ReplicationとCA ARCserve D2Dの連携によって、遠隔地への仮想スタンバイが可能になった。
出荷開始は、すべて3月14日。サーバーライセンスの参考価格は以下のとおり。
参考価格:サーバベースのライセンス(すべて税抜) | |
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CA ARCserve Backup r16.5 | 15万円より |
CA ARCserve Replication r16.5 | 19万8000円より |
CA ARCserve Replication r16.5(ファイルサーバ専用版) | 9万8000円より |
CA ARCserve High Availability r16.5 | 39万8000円より |
CA ARCserve High Availability r16.5(ファイルサーバ専用版) | 22万8000円より |
CA ARCserve D2D r16.5 | 8万円より |
また、保護対象データをTB(テラバイト)単位でのキャパシティベースのライセンスを提供する(年間サポートとメンテナンス込み)。1TBに対するライセンス金額は、以下のとおり。
参考価格:キャパシティベースのライセンス(すべて税抜) | |
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CA ARCserve r16.5 RPO Managed Capacity *1 | 95万4000円より |
CA ARCserve r16.5 RPO RTO Managed Capacity *2 | 167万4000円より |