MEDIAS UとG'zOneはほぼ共通の撮影機能
MEDIAS Uには撮影モードにクイックショットだけでなく、「ベストフォト」「連写(0.03秒で25枚)」「HDR撮影」などと、「アプリ登録」という、カメラアプリを撮影モードに登録できる工夫がある。
16もあるシーン設定では、人物写真だけで「人物+風景」「+イルミ」「+逆光」と用意しており、このあたりは屋外で使うことを意識しているようだ。他には「オークション」や「ペット」など。
設定で目立つのは「エフェクト」と「SNSシェア」だろうか。ただしエフェクトは「フルカラー」「セピア」「モノトーン」の3種類だけで数は少なめ。トイカメラ的な使い方をするならアプリの追加が必要だ。SNSシェアは写真を投稿するのに便利な機能だ。画像編集には標準のギャラリーを使うため、とくに改めて述べるような機能は無い。
独自色はそれほどないが、必要なものはしっかり載せている、といった印象だ。
G'zOneも前述したようにUIはMEDIAS Uと共通。ただ使える機能や名称が一部違い、「クイックシャッター」が撮影モードにあるほか、ベストフォト的な「いち押しショット」を用意し、1回の撮影で3枚撮影し、良い写真を選べる。ほかに「HDR撮影」「連写」もある。アプリの登録では最初から「Paper Camera」「PicCollage for au」が登録されていた。変更は可能だ。
画像の編集も標準のギャラリーからだが、別途G'zOne独自のアプリとして「G'z World」というマップがある。ここでは撮影した画像を登録して、マップ上に公開・共有することが可能だ。その際、共有するサービスとしてG'zOneユーザーのSNS「LIVE G」と「Facebook」「Twitter」を選択できる。他の人が投稿した写真から、その料理を食べたい、その風景を見たい、といったときも現在地からの距離、ルート検索が可能で、便利な機能と言える。
RAZR Mはボリュームキーで撮影できる
RAZR Mの独自機能としては「エフェクト」が9種類と豊富で、動画の機能がより充実している印象だ。動画には「微速度撮影」と「スロー撮影」があり、また録音の設定「オーディオシーン」には「ステレオ」「風音低減」「コンサート」とシーンごとに最適な録音の設定が可能だ。動画撮影サイズの設定を見ると最大が「HD+」となっているがこれはフルHDのことだ。
設定にボリュームキーの割り当てがあり、初期設定では「ズーム」になっているが、撮影キー(シャッター)に変えることもできる。横向きで撮影するときに使うといいかもしれないが、筆者は右利きのため若干音量ボタンが遠い。左利きの人や手袋をしている人には便利そうだ。画像編集はRAZR Mも標準のギャラリーを用意している。
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