1月8日、ネットワンシステムズはAMDのデータセンター向け新マイクロサーバー「SeaMicro SM15000」シリーズを本日より販売開始する。
SeaMicroのSMシリーズは高さ10Uのシャーシ内に、プロセッサー、メモリ、ストレージ、スイッチ機能、負荷分散機能、サーバ管理などデータセンターに必要な機能を集約して搭載するマイクロサーバーの始祖とも呼べる存在。独自ASICにより、I/Oの仮想化を実現し、マザーボードのスペースを大幅に削減。また、TIO(Turn It Off)では使用していないCPUやチップセットの電力をオフにすることで、省電力化も実現している。
今回発表されたSeaMicro SM15000シリーズは、AMDによるSeaMicro買収後の初の製品となり、インテルのAtom搭載モデル、Xeon搭載モデルのほか、最大512のプロセッサーコアを搭載可能なOpteronモデルも投入される。また、VMware仮想環境および最大5PBの専用外部ストレージ接続に対応した。クラウドを1台のSeaMicroで実現する「Cloud in A BOX」や仮想アプライアンス群を集約する「Virtual Appliance in A Box」として利用できるという。
価格は、8コアのAMD Opteron EE-4365を64個搭載したSM15000-OPの最小構成が2840万円からになる。