ドワンゴ及びニワンゴは20日、動画サービス「niconico」の記事コンテンツプラットフォーム「ブロマガ」に、広告モデルを採用した新機能を追加した。
ブロマガは、8月21日に開始された記事配信サービス。ブログ記事を公開すると、メールマガジンに自動生成されてチャンネル会員に送信できる。また、配信された記事をePUB形式でダウンロードすることも可能で、電子書籍の感覚で読むことも可能。
ブロマガに広告モデルを採用
本格的にニュースサイト運営も可能に
従来のブロマガ開設者の収益手段は、記事単位の「都度課金」と、1ヵ月単位の「月額課金」しか設定できなかった。新たに広告モデルを追加したことで、ブログニュースなどの広告収益型メディアの構築が可能になった。ブロマガページは、HTML、CSS、JavaScriptなどでカスタマイズすることもできる。
次バージョンからはブロマガを一般ユーザーにも解放
ブロマガは、作家・ミュージシャン・政治家やジャーナリストなどに限定して開設されていたが、来年1月からプレミアム会員であれば誰でも配信できるようにアップデートされる。ユーザーの解放は、まずベータ版としてスタートし、次のアップデートで課金にも対応するほか、ユーザー自身がドメインを設定することが可能になる予定という。