ウィルコムはモバイルバッテリー機能を搭載したPHS「ENERUS WX03S」(セイコーインスツル製)と、シニア向けの「かんたんケータイ WX02SH」(シャープ製)を発売する。発売日はENERUSが13日、かんたんケータイが20日。予約開始はどちらも本日(6日)から。
見やすく操作しやすい音声端末
かんたんケータイ
かんたんケータイは2.9型(240×400ドット)のディスプレーを搭載し、メインメニューやメールの文字などが大きく表示される「でか文字表示」とわかりやすいキー表記で、シニア層だけでなく全年齢層が使いやすく配慮されているのが特徴。ワンタッチで発信できる「楽ともボタン」、相手の声がよく聞こえる「くっきりトーン」、「スロートーク」など、音声通話に特化した便利で使いやすい機能が充実している。
本体サイズは約50×102×17.4mmで、重量は93g。200万画素のリアカメラと防犯ブザーを搭載している。
価格はウィルコムストアで「W-VALUE SELECT」の場合、一括で3万3120円、分割で1380円×24ヵ月。「W-VALUE」割引が980×24ヵ月が適用されるので、実質負担額が400円×24ヵ月(9600円)だ。契約に際し、新規契約事務手数料3150円、または機種変更事務手数料2100円が必要になる。
いざというときの味方!
モバイルバッテリー機能搭載のENERUS
モバイルバッテリーとしての機能を持ち合わせていることで話題になった「ENERUS WX03S」。バッテリー容量はPHSとしてはかなりの大容量である1700mAhを搭載。例えば2台持ちしているスマホのバッテリーがなくなりそうというときに、このENERUSから給電するといったこともできる。モバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなりそうだ。
また、Bluetoothを搭載しているので、対応のスマホや携帯電話との連携が可能。Bluetooth接続をすることでENERUSでスマホへの着信を受けたり、スマホの番号でENERUSから発信することもできる。
本体サイズは約50×124×13.6mm、重量は111g。ディスプレーは2.4型(240×320ドット)。Eメールには対応しているものの、インターネット機能はなし。またカメラも非搭載だ。
金額はウィルコムストアで新規一括で買う場合2万9520円。分割だと1230円×24ヵ月。どちらも980円×24ヵ月のW-VALUE割引が適用されるので、2年間利用した場合の実質負担額は6000円となる。