Amazon.comは、10月4日にモバイルアプリ開発者向けのポータルサイトをオープン(http://developer.amazon.com/apps/)。年内に配信開始予定の日本向けアプリの登録受付を開始した。このポータルサイトは、Amazonがグローバルで展開するアプリ配信サービスの一環とこと。
Amazonはすでに欧米で「Amazon Appstore」を展開し、Kindle FireやAndroid端末向けにアプリを販売している。同社のアプリ配信プラットフォームでは、アプリ内課金や定期購読、ゲームプレイを複数端末間で同期したり、他のユーザーとスコアを比較するなどの機能が用意されている。また、今回のニュースリリースでは、Yahoo! JAPANやスクウェア・エニックスもアプリの配信について、前向きなコメントを寄せている。
日本向けアプリの登録を受付開始したとなると、注目されるのはやはり「Kindle Fire」のリリース時期。Amazon.co.jpのサイト上では、6月に「kindle 近日発売」のバナーが貼られ始め、同社広報部からも「年内に何らかのお知らせができる予定」というコメントが出されたが、その後は特に動きがない状態(関連記事)。電子書籍サービスとともに年内のなんらかの展開に期待したいところだ。