8月30日、ネットアップはサーバーキャッシングのための技術「NetApp Flash Accel」を発表。NetApp Flash CacheやNetApp Flash Poolとともに同社のVirtual Storage Tieringの戦略を拡充する。
Flash Accelは、DataONTAPと連携することで、サーバーに搭載されたフラッシュをキャッシュとして活用し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させるもの。ネットアップのテストでは頻繁にアクセスするデータを2TBまで保存することで、アプリケーションとサーバーのレイテンシを最大90%削減できるほか、IOPSも80%向上するという。また、バックエンドにあるFASの負荷を下げることも可能になる。
また、ソフトウェア、ハードウェアを含めたサーバーキャッシングのためのパートナー施策を拡充。パートナー企業のサーバーキャッシング製品をネットアップ認定品として提供できる。今回初めて参画した企業は、Fusion-io、Micron、SanDisk Enterprise Storage Solutions、STEC、Viridentなどとなる。さらにFusion-ioとはリセラー契約を締結し、高速ストレージ「ioMemoryプラットフォーム」の製品群のほか、仮想環境向けの「ioTurbine」、非仮想化環境向けの「Direct Cache」などの製品を販売する。