Windows 8によく似たUIを採用する7型Androidタブレット「U30GT DualCore Mini」が発売された。メーカーは中国のCubeで、価格は東映無線ラジオデパート店にて1万3580円。
7月に“最強クラスの中華タブレット”として「U30GT」をご紹介したが、今回登場したのはその兄弟機。筐体の仕上がりやデザインはそのままに、サイズのみ小型化したような印象の端末だ。本体サイズは幅195.6×奥行き115.8×高さ9.4mm、重量は320gで、実はGoogleの「Nexus 7」よりも小型かつ軽量だったりする。
しかし、一番のトピックはタイルが並ぶユニークな独自UI。そう、Microsoftの次期OS Windows 8の「Modern」にそっくりなUIが採用されているのだ。Windows 8といえば10月26日の一般販売開始がアナウンスされ、RTM版の公開もすでに始まっている。タブレット端末などのタッチ操作を前提に構築されていることもあり、本製品が採用する“Modern風”UIの操作性もよさそうに見える。
ショップによれば「ファームの入れ替えで通常のUIを使用することもできる」とのことで、Windows 8風のUI操作に違和感がある人は(自己責任ではあるものの)一般的なAndroid OSのUIに戻す(?)ことも可能。さらに本製品やCube以外のメーカーでも、Android 4.0対応端末用に“Modern化”できるファームウェアが多数提供されているとのこと。興味のある人は所有の端末で試してみるのも面白いかもしれない。
メインチップには兄弟機同様、デュアルコアCPU&クアッドコアGPU構成のRockchip「RK3066」を採用。CPUは1.6GHzで、搭載メモリーはDDR3 1GB。ストレージは16GBで、最大32GBのmicroSDHCに対応する。
液晶ディスプレーは解像度1024×600ドットの7型IPS液晶。フロントとリアに200万画素のカメラを搭載するほか、IEEE 802.11b/g/nの無線LANに対応している。