猫ってそもそも高いところとか狭いところとか周りとちょっと違うところとか好きで、ベッドの上に服なんて出しっ放しにすると、わざわざその上で寝てたりするわけで、公園に行くとなぜかベンチにいたりするわけである。
ベンチの上に乗ればちょっと高くて気持ちいいだろうし、下に入れば隠れられるし。
夏の猫はベンチの下にいる。直射日光は避けられるし、風通しもいいからそれなりに涼しいし、意外に気づかれない(冒頭写真)。
たまたま見つけて近寄ってみると「よく見つけたなあ」という顔をされる。ある程度近寄らせてもくれるしね。
時にはやたら人間好きの猫がいて、「誰彼ともなく膝に乗る」と通りがかった馴染みのおばさんが言ってたけど、さすがに猛暑になると膝に乗ろうなんて思わないらしく、いや、人間の方が暑くて嫌がるだろうが、ベンチの下でぐったりしてた。
もう、ひたすらぐったり。近寄っても頭を撫でても、もう好きにしてって感じで動こうとしないとこがまた面白いのだ。
ちなみに別の日に撮った同じ猫、気温がそこまで高くない日はちゃんとベンチの上でくつろいでいるのである。暑くて動けねーという顔をしている日との対比をどうぞ。
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