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独自のプリインストールアプリが充実!
マルチメディア系機能を強化した、Xperia GX&SX
Xperiaシリーズは、映像・音楽に強いソニーが母体なだけあって、マルチメディア系アプリが充実しています。この夏モデルのXperia GXとSXからは、ソニー本体の技術がXperiaのプリインアプリにも導入されてきているのが特徴です。
今回の目玉となるのは大きく3つ。1つ目が「WALKMANアプリ」でしょう。音楽プレイヤーに、ソニー独自の高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」が採用されたことで、原音を忠実に再現するクリアな音質が得られます。
2つ目が「Albumアプリ」。写真や動画の月別表示や地図上での撮影場所の表示ができるようになっています。そして3つ目が高画質動画の再生を楽々こなす「ムービープレイヤー」です。
この3つに関しては、後で詳しく説明します。そのほか、ソニーモバイル独自アプリとしては、Xperia伝統の「Timescape」や、「電子書籍Reader」、「Music Unlimited」用のアプリなどがプリインされています。
それでは、新しいXperia2機種に入っているアプリケーションを、細かく見ていきましょう。
Xperia GX&SX のプリインアプリの違い
試用したXperia GXとSXのプリインアプリは、ともに全部で70個ですが、そのうち共通なのは67個。SXにはワンセグが搭載されているので「ワンセグアプリ」「Gガイド番組表」、そしてなぜか「公式Twitterアプリ」が入っていました。
それに対してGXの方は、ワンセグがない一方で、「Evernote」、音楽認識サービスの「TrackID」、ホームネットワークを活用するDLNAアプリの「Twonky Beam」の3つがプリイン。GXの方だけに入っているアプリも、Google Playからダウンロードできるのものばかりなので、SXにも後からインストールできます。
Xperia GXのプリインストールアプリ
Xperia SXのプリインストールアプリ
プリインされたXperia独自ウィジェットは
ほかにはない魅力がたっぷり!
本特集の2回目で説明したとおり(関連記事)、Xperiaのホーム画面は、docomoの「Pallet UI」とソニーの独自ホームである「Xperiaホーム」を選択できるようになっています。それぞれのホームアプリで、使えるウィジェットが違ってくるのですが、ここでは「Xperiaホーム」を使うことを前提に説明していきます。
Xperia独自ウィジェットで、一番特徴的なのはFacebookやTwitterと連携して投稿が読める「Timescape」とフリップをめくるように写真などの閲覧ができる「写真とムービー」ですが、今回のGX/SXからは「WALKMAN」「友だちの音楽」ウィジェットが新しく加わっています。
「WALKMAN」ウィジェットは、「Xperia acro HD」にあった「ミュージックプレイヤー」から置き換えられたものです。また「友だちの音楽」ウィジェットは、Facebookで友だちが音楽をシェアした際に、ホーム画面で知らせてくれるユニークなウィジェットです。
ウィジェット選択画面は、Xperiaシリーズ向けに独自カスタマイズがされており、ウィジェットがホーム画面上でどれくらいのスペースを必要とするのかが、一目でわかるように図で表わされているのが特徴です。