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日立がサーバー仮想化ソリューションを強化

BladeSymphonyに仮想化向けの「BS520Aサーバブレード」

2012年06月28日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月17日、日立製作所は「BladeSymphony」ブランドのブレードサーバー「BS500」のラインアップを拡充し、サーバー仮想化ソリューションを強化すると発表した。

Xeon E5-2400搭載で最大メモリ384GB(32GB×12)の「BS520Aサーバブレード」(左)、サーバーブレードと同じサイズにHDD/SSD×6のストレージユニット「ストレージ拡張ブレード」

 具体的には、新製品としてXeon E5-2400ファミリを搭載し、中小規模のサーバー仮想化環境の構築に適したという「BS520Aサーバブレード」、大量データを取り扱う業務への対応を強化する「ストレージ拡張ブレード」、8Gbps FCと10GbpsのiSCSIに対応するエントリークラスのディスクアレイ装置「BR1650」を6月29日より販売開始する。

2U筐体で最大660TBというディスクアレイ装置「BR1650」。

 新製品の1つであるストレージ拡張ブレードは、高密度なブレードサーバーに大量データを扱うシステムを効率的に集約する製品。サーバーブレードに装着することで、大容量のストレージが必要なサーバー仮想化環境やデータベース環境を1つのシャーシ内に構築できるという。

 また、システム構築やサーバ仮想化環境の設定などを完了した状態でサーバーを納入し、運用支援や問題解決支援などをセットで提供する「かんたん仮想化ソリューション」の対象に、これまでの日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」に加え、「BS500」を追加する。

 そのほか、仮想化環境におけるバックアップ機能を付加した「バックアップ環境構築メニュー」をHA8000シリーズ向けに準備し、新たに中小規模のシステムを持つユーザーのサーバー仮想化環境導入を支援するという。

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