先週に引き続いてコンデジ編。今回はニコンの「COOLPIX S9300」をお借りしたので梅雨時の公園まで撮りに行ってきたのである。蒸し暑かったから不安だったけど、なんとか猫に遭遇。いろいろと撮らせていただきました。
なぜS9300を選んだか。18倍ズームで近くの猫も遠くの猫も撮れるってこともあるんだけど、「ペットモード」を持っているから、が大きい。
ペットモードにすると、猫の顔を自動認識してくれる上に、顔を認識したら自動的に撮影するとか、自動的に3枚連写するとか、ペットモードだと自動的にフラッシュがオフになってくれるので不用意な発光もないとか、何かと便利そうなので、うっそうとした茂みの中にいる猫でもペットモードは頑張って働いてくれるのか、試してみたかったのだ。
で、猫はいないかなと散歩していたら、池の畔で発見。どうも「このベンチがお気に入り」で、人がやってきてもまったく動じない名物猫らしい。実際、何度かこの前を通ったけど、いつもいたもんな。
時には1匹でのんびりと、時には誰かの膝にのってまったりと。私もそっと近寄ってみたが微動だにしない。なでられてもこの通り(冒頭写真)。
よし、次は顔のアップだ、とちょっと望遠に。モニターを見ていると顔のところに黄色い枠が出て顔を認識したぞ、と思ったら自動シャッター開始。
運がいいことにカメラが勝手に撮影をはじめた瞬間(正しくいえば、カメラが顔を検出してからピントを合わせるまでの短い時間に)、あくびをしてくださいまして、自分でシャッターを押すことなく大あくびを撮れました。
しかも口元のドアップ。3枚連写してくれるので、そこから一番大きく開けた瞬間をどうぞ。
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