6月5~7日に渡って米・ロサンゼルスにて開催される世界最大のゲームイベント「E3 2012」。開催まであとわずかになったところで、任天堂の岩田社長がWii Uのポイントやコンセプトを紹介する「Nintendo Direct Pre E3 2012」を、同社の特設サイトにて開催した。
公開された動画では、まず昨年のE3で公開したWii Uのコントローラーの正式名称を「Wii U GamePad」(ウィー ユー ゲームパッド)と発表。昨年の発表以降に社内外の開発者からのフィードバックを受け、さまざまな改良が加えられたとしている。
まず、左右のアナログ入力をスライドパッドから倒して使用するスティックタイプに変更した。これは、持ち運びを考慮して厚さを重視するのならスライドパッドだが、持ち運ぶことのないWii Uのゲームパッドでは、倒しこむスティックのほうがより操作がしやすいと判断したため。スティックは押しこむ操作にも対応している。
コントローラー左下にはNFCのリーダー・ライター機能を搭載した。NFC内蔵のカードやフィギュアをかざすことで利用できる。そのほか、右下には“TVコントロール”ボタンを設置。Wii Uを起動していない状態でも、こちらのボタンを押せばテレビのリモコンのようにチャンネルなどを操作できる。アメリカンホームドラマ風の寸劇も用意された動画は、こちらのページから視聴できる。E3の前にぜひご覧いただきたい。