Sony Mobile Communicationsは、LTE対応のAndroid 4.0スマートフォン「Xperia GX」と「Xperia SX」を日本市場向けに発表した。2012年夏以降に投入する予定。
4.6型ディスプレーを搭載するXperia GXは、「Xperia arc」のアーク形状(ゆるいカーブを描く形)を採用し最薄部は8.6mmとなる。機能面ではFeliCa(おサイフケータイ)に対応する。
Xperia SXは薄さ9.4mmのボディーと約95gという軽さが特徴。スマートフォンとしては世界最軽量だという。Xperia GXと同様におサイフケータイに対応するほか、赤外線通信やワンセグ機能など日本の多機能スマホではおなじみの機能を搭載する。
GX、SXともに1.5GHzのデュアルコアプロセッサーを搭載。また新機種には音楽再生アプリの「WALKMAN」を新搭載し、音質向上技術である「クリアオーディオテクノロジー」やバーチャルサラウンド技術である「VPT」など、ウォークマンに搭載されている高音質化機能を利用できる。
さらに、再生中の音楽を解析して画面エフェクトを表示する「Visualizer」や、Facebookの友達がすすめる楽曲一覧を自動で生成する機能なども搭載する。
写真や動画の月別表示や地図上での撮影場所の表示などが可能な「Album」アプリでも、Facebookなどのオンラインアルバムとの連携が可能。このほか、映画コンテンツの再生などが可能な「Movies」アプリでは、Gracenoteのメディア情報データベースと連携することで、コンテンツのイメージ画像や出演者などの詳細情報を確認できる。