オートシードフィーダー搭載のワイヤレス複合機
V715wは、A4対応のスキャナー機能とインクジェットプリンター機能を組み合わせた複合機だ。直販価格で1万3650円と非常に低価格ながら、50枚までの普通紙を自動でスキャナーに読み込ませることが可能な「オートシートフィーダー」を装備する。複数枚の紙文書を一括スキャンして、まとめて電子ファイルへ変換するときに便利だ。この機能は紙文書と電子文書を、シームレスな環境で管理するために不可欠である。
便利な機能としてもうひとつ注目したいのは、紙の両面を使って印刷できる「自動両面印刷機能」と、無線LANと有線LANの両方に対応する「ネットワーク印刷機能」。自動両面印刷機能を使えば、紙のムダ遣いを防げる。またネットワーク機能を使えば、複数のPCでV715wを共有できるので、それぞれのPCにプリンターを接続する必要がない。無線LANで接続する場合はLANやUSBなどわずらわしいケーブル接続から解放され、自由な場所に設置できるのがうれしい。
サポートする機能はスキャナー、プリンターのほか複合機単体でのコピー機能、USBポートやメモリカードを利用したダイレクトプリント機能、FAX機能など。前面に装備する鮮明な2.4インチのカラー液晶ディスプレーを見ながら、PCなしでも画像の選択や各種印刷設定、トリミング作業、回転作業などが行なえる。
インクは3色インクとブラックインクの2カートリッジ構成。ブラックインクが独立しているのは、よりモノクロ印刷ニーズが多い、コンシューマ、SOHOユーザにとってコスト的にありがたい。印刷速度も速く、モノクロでは最大33枚/分、カラーでも30枚/分で印刷可能だ。動作音もそれほど気になる音ではなく、オフィスや自宅で快適に利用できる。
一般ユーザーも注目したい製品が目白押し
U2412Mのような表示品質の高い液晶ディスプレーや、V715wのような高機能で低価格な複合機は、一般ユーザーにも魅力的だろう。また、デルでは定期的にキャンペーンを行なっており、こうしたリーズナブルな周辺機器をさらに安価で入手できる機会も多い。配信されるメールマガジンなどをチェックして、お買い得なチャンスを逃がさないようにしたい。