4月24日、ネットワールドは、e-Janネットワークスと代理店契約を締結し、同社が開発・提供する法人向けリモートアクセスサービス「CACHATTO(カチャット)」の販売を開始すると発表した。
CACHATTOは、Exchange ServerやLotus Notes/Domino、メールシステムやグループウェアなどの社内システムをスマートフォンやタブレットからセキュアに利用するためのソリューション。社内システムへのアクセス経路のセキュリティ確保に加え、
- 端末にインストールする専用のブラウザアプリ「CACHATTO SecureBrowser」の端末ID認証機能
- 端末にキャッシュやデータを残さない機能
を搭載する。
CACHATTO SecureBrowserは、iPhone/iPad、Android、Windows XP/Vista/7に対応(携帯電話向けは新規販売終了)。スマートデバイスの画面の小さな端末でも操作性が高く、通常のブラウザよりもスムーズに利用できるとしている。
導入時には社内ネットワークに「CACHATTOサーバー」を設置するが、このサーバーはe-Janネットワークスがインターネット上で運用する「CACHATTOアクセスポイント」へアクセスしに行くだけだ。そのため、VPNサーバーの用意やCACHATTOサーバーのインターネット公開は不要だ。そして、スマートデバイスはCACHATTOアクセスポイントを中継点に、CACHATTOサーバーを経由して社内ネットワークに接続する。
価格は、100ユーザーの場合で初年度が197万7000円から、2年目以降が93万円からとなる。