NOTTVを視聴できる唯一のスマホ
最大の特徴は、さまざまなタイプの映像を楽しめる点。ワンセグやYouTube/BeeTVに加え、Google PlayやdメニューVIDEOストアの動画、さらにはAQUOSブルーレイで録画した番組なども視聴できる。しかし、何と言っても注目なのは、4月1日に開局したばかりの「NOTTV」を視聴できる点だ。
NOTTVはスマホ向けテレビ放送局。月420円を支払い、視聴エリア内で対応端末を利用することで、アニメやニュース、スポーツなどの番組をほぼ24時間視聴し放題となる。対応端末はスマホとタブレット計2種類とまだ少なく、のちほど増えていくようだが、SH-06Dは現時点でNOTTVを視聴できる唯一のスマホである。
なお、HuluはまだSH-06Dに対応しておらず、アプリをインストールしても動画は視聴できない。多彩な視聴方法が魅力の端末なのだから、ここはぜひ足並みをそろえてもらいたかった。
気になる電池の持ちはどのくらいなのか?
NOTTV視聴時の電池の持ちはどうか? 連続視聴時間は公称約3時間10分。ワンセグより30分短いが、実際に試したところ約2時間40分視聴できた。ほとんどの番組が2時間以内なので、外出先で軽く視聴する程度ならじゅうぶんだろう。本体が極端に熱くなることもない。ただし電池残量は1時間で約40%減る。不安なら予備電池は必携。
<計測条件>
フル充電から、NOTTVのオンエアを視聴できなくなるまでの時間を計測した。画面の明るさは最大輝度にし、Wi-Fi、ブルートゥース、GPSはオフにした。NOTTVの電波強度はレベル3。アンテナは寝かせたままにした
なお、NOTTVアプリは電池残量が5%になると強制終了する仕組み。NOTTVが視聴できなくなったあとも引き続きウェブやメールなどを約5分は利用できた。「いきなりの電池切れで打つ手なし」という最悪の事態は避けられるだろう。
この連載の記事
-
第486回
スマホ
折りたたみなのに薄い! 高性能で薄型軽量ボディーのvivo「X Fold Pro」 -
第485回
スマホ
デザイン優秀でおサイフ対応の「Nothing Phone(2a)」が5万円以下なのは間違いなく買い! -
第484回
スマホ
ハイネケンがSNS不可な世界一退屈なケータイを発売! デジタルデトックスに最適だ! -
第483回
スマホ
カメラスマホ「nubia Z60 Ultra」は35mmカメラで歪まず撮影が楽しい -
第482回
スマホ
6万4000円の低価格折りたたみスマホ「Blackview Hero 10」は普段使いなら問題ナシで使いやすい -
第481回
スマホ
「ROG Phone 8 Pro」は性能が良いにもほどがある! 日常使いもゲーミング機能も超充実 -
第480回
スマホ
強力なAI機能を備える「Pixel 8a」、1万円の値上がりもコスパは健在 -
第479回
スマホ
祝日本上陸! ライカカメラ搭載「Xiaomi 14 Ultra」ならエモい写真が撮り放題だ -
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 - この連載の一覧へ