15日、都内にてKeyを筆頭に数多くのゲームブランドを手がけるビジュアルアーツの創設20周年記念イベント「ビジュアルアーツ大感謝祭 Shift:NEXT→ Generation!-きみとかなでるあしたへのうたー」の報道発表会が行なわれた。
この日の発表会には、報道陣や関係者に加えて、抽選で選ばれた約100人の一般ユーザーらが会場に集まったほか、ニコニコ動画によるストリーミング配信も実施し、2万1000人以上が発表会の様子を見守った。
まずステージに登壇したのは、ビジュアルアーツ代表取締役の馬場隆博社長。馬場社長は、「平成3年3月に12坪の事務所に3人のスタッフから、ゲームの作り方も知らないまま始まったビジュアルアーツ。20年のあいだにエポックメイキングなことも多数ありました。そのなかで20周年を記念するイベントを行なうことになった時に、私のなかに沸き上がってきたのは、ただただ感謝の気持ちだけでした」と、これまでの軌跡を振り返った。挨拶に続いて、馬場氏よりイベントの概要の説明が行なわれた。その際に使用された資料とともにイベントについて説明をしていこう。
出演予定アーティストも登壇!
報道発表会には、7月のライブに登壇予定のLiaさん、KOTOKOさん、LiSAさんの3人の歌い手に加えて、I've代表取締役高瀬一矢氏も登壇し、それぞれライブにかける意気込みを語った。
●Liaさん
20周年おめでとうございます。私事で恐縮なのですが、このイベントにお誘いいただく前から、第2子を希望しており、この度授かりましたことをご報告させて頂きます。本当に突然のことなので、馬場社長にも以前からお話はさせていただいておりましたが、社長とスタッフの皆様と相談をさせていただきまして、体調を確認しながらイベントを作り上げるスタッフとして参加させていただければと考えております。
●LiSAさん
ビジュアルアーツさん、20周年おめでとうございます。ビジュアルアーツさんとの関係は、2年前の「Angel Beats!」になります。私がアニメ作品に関係するのも初めてだったのですごく不安でしたが、馬場社長を始め、スタッフの皆様、お客様、たくさんの方に支えられて、“Girls Dead Monster”を愛していただいて、全力で走り抜けることができました。今回は、ビジュアルアーツさんにとって大切なイベントで“Girls Dead Monster”(1日限定復活)として歌えることが嬉しいです。
●KOTOKOさん
20周年本当におめでとうございます。ご縁があって私も歌を仕事にでき、ゲーム業界というのは、私の人生において忘れることのできないというか、一番の芯の部分なんです。ビジュアルアーツさんには、作詞家デビューをした「PureHeart ~世界で一番アナタが好き~」、Outer名義で歌手デビューした「Synthetic Organism」、KOTOKOとしてソロデビューした「Close to me…」など、たくさんの曲を歌わせていただいています。何曲歌っているか数えたところ、全部で26曲も歌わせていただいているんです。私がここまでこれたのも、ビジュアルアーツさんなくしては語れないと思うので、精一杯ライブを盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
●高瀬一矢氏(I've)
20周年、おめでとうございます。いま、一番気になっているのはニコ生でどんなコメントが流れているかです。僕らがビジュアルアーツさんとお付き合いをさせていただいて12年になるのですが、知りあった当時、僕らはゲームを作っていて、馬場さんと電話をするとだいたい5、6時間くらい話をさせていただいたことを思い出します。当時のことを思い出すと目がウルウルしてくる感じです。ビジュアルアーツさんがなかったら僕らはなかったと思いますし、KOTOKOさんと会えなかったら、僕らの快進撃はありませんでした。そしてビジュアルアーツさんがいたからLiaさんとも出会うことができました。僕らは、KOTOKOさんのデビューなどが決まってからご無沙汰になってしまった時もありましたが、その時までにいただいた恩は一緒だと思っています。そういった意気込みをもって、20周年記念の大感謝祭に参加させていただきたいと思います。皆さん楽しみにしていてください。