4月11日、ファーストサーバはデジタルキューブと共同で開発した「WordPress 専用クラウドサービス」を正式に開始した。デジタルキューブはWordPressの導入で高い実績を誇っており、アジア地区で初めてリストに掲載されたWordPress Consultantとなっている。
WordPress 専用クラウドサービスはファーストサーバの高速Webアプリケーションサービス「PHP Ninja」上で開発されたエンタープライズ向けのサービス。ハイパフォーマンスなWebサーバー「Nginx」、キャッシュコントロールなどを盛り込んだ「WordPress」、ハイパフォーマンスかつアクセスバーストに強いクラウド基盤「Z Cloud」を採用しており、高速化のためさまざまなコンポーネントがチューニングが施されている。ディスク容量は50GB。サーバーの監視、運用・保守、GitHub連携機能(ファイル管理機能)も標準サービスに含まれている。
3月からβテストが行なわれており、一時受注を停止したほどの予想を上回る申し込みを受けたという。正式版では、月間300万PVクラスのサイトで利用できるプラン「WP300」の提供を開始する。価格は55.2円/時間(月額目安:3万9765円)となる。