Android端末の使い勝手を強化するために
知っておきたい基本テク
Q19 Androidのウィジェットって何?
A19 ホーム画面上に情報を表示できる便利なツール。さまざまな最新情報を素早くチェックできる。
Androidならではの便利さがこのウィジェット。Androidのホーム画面にアプリのアイコンとともに置くことができ、いちいちアプリを起動しなくても、天気/株価/スケジュールなど、さまざまな情報を常時表示させられる。
1点注意したいのは、バッテリーの持ちに影響を与える点。特に株価のように頻繁に情報を更新してこそ意味があるツールでは、常時通信をするため、バッテリーを大きく消耗する。自分にとって重要な情報と、バッテリーの持ちとをバランスよく考えて利用したいところだ。
Q20 日本語入力プログラムって変更可能?
A20 Androidでは自由に日本語入力を追加・変更が可能。ATOKもある。
Android上では日本語入力も1つのアプリという扱いなので、ユーザーが自由に追加・変更できる(韓国語や中国語といった他言語についても同様)。
人気があるのは、PC用でもおなじみの「ATOK」。スマートフォンで標準搭載されていることが多いiWnn系の日本語入力と比べると、辞書が強力な点が魅力的だ。価格は1500円とやや高価だが、月額300円の「ATOK Passport」に契約していると、PC版と同じライセンスでAndroid版も利用可能。
辞書の強力さでは「Google日本語入力」にも注目したい。ネット上で話題になっているキーワードなどが特に豊富で、しかも無料だ。さらには手書き入力対応の「7notes with mazec」など、まだまだ多数のアプリが存在する。
ATOK 1.2.0
作者:ジャストシステム
価格:1500円
Google 日本語入力 1.3.983.3
作者:Google Inc.
価格:無料
7notes with mazec 1.3.0
作者:MetaMoJi Corp.
価格:980円
Q21 バッテリーを長持ちさせるために一番重要なのは?
A21 バッテリーに一番影響を与えるのはディスプレー。無駄な画面の点灯を抑えたい。
スマートフォンのバッテリーの消費に最も影響を与えているのはディスプレーだ。まずは画面が自動で消灯するまでの時間を見直すといいだろう。
また、画面の明るさも大きなポイントだ。普段は画面の明るさを自動調整にしている人でも、バッテリーを節約したい場面ですぐに暗くできるよう、ウィジェットで操作可能にしておくと便利だ。
通信部分では無線LANを(不要なときに)オフにするのも意識したい。最近はキャリア各社が自社の公衆無線LANサービスに自動接続するためのユーティリティーを配布し、無線LAN機能を常時オンにしている。しかし、自分が普段使うルートに対応スポットがないのであれば、自動接続機能と無線LAN機能をともにオフにしておこう。