われらAW設定研究会(後編)
『アクセル・ワールド』気分を味わうには300BPMの曲を聞け!?
2012年04月06日 17時00分更新
『アクセル・ワールド』の設定を紐解きながら、現実世界のIT技術を楽しく紹介するアニメ放送直前企画。前編に引き続き、後編では脳型コンピューター研究でわかった脳の仕組みや、意識を加速させるための方法、そこから導き出される《ブレイン・バースト》の現実性は? そしてインプラント型機器の未来は――。
いよいよ今夜、TVアニメスタート!
『アクセル・ワールド』(著者:川原 礫)とは、「第15回電撃小説大賞〈大賞〉」受賞作にして、電撃文庫で刊行中の人気シリーズ。科学技術が発達した近未来を舞台に、謎の対戦格闘ゲーム《ブレイン・バースト》に巻き込まれていく子どもたちの、リアルで等身大の日常と恋愛、そしてバトルを描いた作品だ。
また、同じく川原氏が執筆している『ソードアート・オンライン』(こちらも電撃文庫でシリーズ刊行中)も、7月よりアニメ化が予定されている。
原作となる電撃文庫『アクセル・ワールド』は、現在累計230万部を突破。シリーズ最新刊となる11巻は4月10日に発売予定。そのほか、電撃文庫MAGAZINE(偶数月10日発売)でのコミック連載・月刊コミック電撃大王(毎月27日発売)でのスピンオフコミック連載など、原作小説・アニメ・コミックと多岐にわたって展開している。
『アクセル・ワールド』の世界設定をしゃぶり尽くす!
―― 前編では、『アクセル・ワールド』の世界設定って現実世界に置き換えるとこれだよねとか、スマホがものすごく発達したのが《ニューロリンカー》だと思うんだけど、果たして脳細胞と量子無線接続できるまで発達することはあり得るのかとか、そのためには量子研究周りでブレークスルーが必要だろうとか、そんな話をしていました。
後編でも引き続き、コンピューター技術とギークカルチャーに詳しいアスキー総研の遠藤所長、そして社内屈指のCPUマニアにして長年CPU開発を追い続けている野口のお2人にご登場いただきたいと思います。
まずは前編の最後、《ブレイン・バースト》はあり得るかという話のなかで言い残していた「脳型コンピューターとは何ぞや?」というところから始めましょう。
この連載の記事
-
第2回
アニメ
『アクセル・ワールド』がASCII.jp読者必見である理由 -
第1回
アニメ
ついに放送間近! 『アクセル・ワールド』の魅力に迫る -
アニメ
『アクセル・ワールド』TVアニメ放送直前SP企画 - この連載の一覧へ