ペット監視から本格防犯用途までドンと来い!なウェブカメラ
多機能防犯カメラをスマホで操作!? ネットキュリーIPカメラ登場
2012年04月09日 11時00分更新
文● 行正和義
モーションセンサーでトラブルを瞬間察知&通報!
さて、ネット経由でカメラ映像を見るだけなら、観光地の風景を映している定点ネットカメラと大きな違いはない。「監視カメラを設置したものの、誰も見ていないうちに空き巣が侵入していました」では意味がないわけだ。その点もネットキュリーIPカメラは警備向けのさまざまな工夫がなされている。
カメラ映像はサーバー側でリアルタイム分析され、画面内に動きを感知すると、ただちにメールと携帯電話に警報を送信する。あらかじめ登録しておいたFTPサーバーに動画または連続した静止画をメール送信するといった指定も可能となっている。
アラーム設定ではモーション感知やセンサーのON/OFFなどを指定できる。もちろんスケジューラーで指定可能だ
警報の送信先は複数設定できるので、家族全員や担当社員全員に一斉通報が可能だ
動き検出や防犯センサーを動作させるページは大きめのボタンで構成され、スマホなどからもON/OFFしやすいようになっている。モーションセンサーが働く前に部屋から退出できるよう「15分後~」の選択肢がある
さらに、カメラ背面にある4つのセンサー端子にセンサー(別売り)を接続すれば、ドアの開閉や窓が破られたときにもモーション感知同様に各種動作が実行される。ドアや窓サッシの開け閉めに反応するセンサーや赤外線センサー、ガラス割れセンサーなどがオプションで購入できる。
侵入経路になりそうな場所にセンサーを設置することで、不審者が行動を起こしてから時間を経ずに110番通報が可能になる。
防犯センサーを接続するためのターミナル。被覆を剥いた信号線を挿し込むタイプ。端子は4つあるが警報自体は1チャンネルとなる
別売りセンサーを追加して自宅の警備を要塞並みに!
赤外線センサー/ガラス割れセンサー
標準搭載しているものの、別売りの「赤外線センサー」を使えばより精密な判定が可能だ
ガラス戸を破ったり、ドアが激しく揺さぶられた際の衝撃を感知する「ガラス割れセンサー」
ドアセンサー
文字通り、ドアの開閉に反応する「ドアセンサー」