ASCII.jpが取材/紹介した、すべてのデジタル機器の中で、デジモノに目がない編集部員が特に注目した、読者にも注目してほしい製品をピックアップする「ASCII.jpベストバイ」。注目はソフトバンクが開始したTD-LTEとの互換性を持つサービス「SoftBank 4G」だ。
実測でも20Mbps級の速度も
エリアの拡大が心配
先週ASCII.jpに掲載したデジタル製品の中でも、スマホ担当のスエオカが注目したのが、「SoftBank 4G」に初めて対応したもばいるルーター「101SI」だ。スペック上の最大通信速度は下り76Mbps/上り最大10Mbpsとされるが、ユーザーの情報でも実測20Mbps程度出ているケースも多く見られており、速度面では気になるところ。
やや気になるのが、サービスエリアになってくるだろう。SoftBank 4GがりようするAXGPのネットワークは、現時点では都心部が中心になってくるものの、その後は徐々にエリアを広げていく予定。AXGP圏内以外でも3G通信が利用できるが、この3G通信がややくせ者で、ULTRA SPEEDで用いられる1.5GHz帯のみの対応なので、当面はややエリアが狭くなりそうだ。
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先週のベストバイ ソフトバンク「101SI」 | |||
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メーカー | セイコーインスツル | サイズ | 約100×64×16.1mm |
通信速度(AXGP) | 下り最大76Mbps/上り最大10Mbps | 通信速度(3G) | 下り最大42Mbps/上り最大5.7Mbps |
重量 | 約110g | 担当の オススメ度 |
★★★☆(3.5) |
注目の理由 | 通信が高速なのは魅力的だが、当面はエリアが限定的かも。また、通信制御がやや厳しめで、2012年10月以降は5GBで一旦リミットに到達してしまう。 |
ヨドバシカメラ専用で日本通信が提供する
月額0円の通信専用SIM
もうひとつ注目のデータ通信サービスが、日本通信がヨドバシカメラ限定で販売する「基本料0円SIM」だ。このSIMは製品名どおりに、月額の基本料は0円で、使った月だけ課金されるというもの。100MB以上で上限の3780円に到達し、そこまで1GBの容量まで利用できる。常に使っているわけではない予備の端末用のSIMとして最適の存在になりそうだ。
そのほか、先週紹介した他の注目製品についてもピックアップしていこう。
●NTTドコモ「P-04D」 (7.8mmの製防水・防塵スマホのドコモ版)
●BENQ「GP2」 (iPhoneでも使えるコンパクトなプロジェクター)
●デル「ALIENWARE M17x」(ゲームも楽しめる高速ノートPC)
●HP「HP ENVY14 SPECTRE」(14型のUltrabook)
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