師走も後半戦。そろそろ年賀状を出すリミットが近づいてきた。年賀状の発行枚数が年々少なくなっていることからもわかるとおり、年賀状を出さない人が増えている。手間やコスト、個人情報の取り扱いと、面倒なことはあるが、正月に年賀状をもらえるのはうれしいものだ。つながりのある友人やお世話になっている上司や取引先などには年賀状を送ってみよう。ネットサービスなら時間がない人でも作業できるし、住所を知らなくても送付できるのだ。
Facebookでつながっている友人に年賀状を送る
2011年はFacebookが話題の的だった。ユーザー数は急激に増え、500万人を超え、つながっている友達の平均人数も100人を超えていると言う。そこで、活発にコミュニケーションを取っている相手に年賀状を送ってみよう。日本郵便のサービス「ポストマン - Postman」を利用すれば、住所を知らないFacebookの友達にも年賀状を送ることができる。
Facebookページからアプリを起動し、送付申請を行なうと、相手のFacebookアカウントにメッセージが届く。年賀状を受け取るなら住所を入力すればいい。この住所は発送者に知らされることはないので、プライバシーを守れるのが特徴だ。価格も手頃で、本体価格が47円、送料が50円と激安なのもポイント。
ちょっと下世話な話だが、このサービスを利用することで相手は自分宛に年賀状が届くことを知ってしまう。本来であれば送るつもりがなかったとしても、慌てて発送手続きを取る可能性が高い。一方、サプライズで送ることはできないのはしかたがない。
ネットから年賀状を発送するには、まずは年賀状を作成し、相手に通知を送る。相手が受諾して自分の住所を入力してくれれば、年賀状が届けられる仕組み。この手のサービスは基本的に同じ方式を採用しているので、「ポストマン - Postman」をメインに手順を紹介する。
ポストマン - Postmanは、日本郵便が提供しているだけあり、海外にも送れる。所要日数は厳密には指定できないが、手軽に発送できるのはうれしいところ。海外在住の日本の友人はもちろん、外国人に送っても喜ばれること間違いなし。アメリカでも5日以上、オーストラリアなら7日程度かかるが、今から手配すれば年始には届くだろう。郵送料は国内が前述したように50円、海外でも70円と格安。ぜひ活用して、グローバルなコミュニケーションに役立たせてほしい。
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