日本アバイア、Avaya Ethernet Routing Switch」に新製品
IP電話をプラグ&プレイできるスイッチ「ERS 4800シリーズ」
2011年12月13日 06時00分更新
12月12日、日本アバイアはキャンパスエッジ向けスイッチの新製品「Avaya Ethernet Routing Switch(ERS) 4800シリーズ」を発表した。IP電話機のプラグアンドプレイ、PoE+による電力供給、省電力などの機能の搭載が特徴だ。
ERS4800シリーズは、ギガビットEthernetインターフェイスを24/48ポート、10GbpsのSFP+インターフェイスを2ポート搭載するスタッカブルスイッチ。スタック時の仮想バックプレーンのスループットは最大384Gbpsとなる。
IP電話機のプラグ&プレイは、IP電話機を接続するだけで基本的なネットワーク設定を完了できる機能。IEEE 802.3af PoE(Power over Ethernet)とIEEE 802.3at PoE+(Power over Ethernet Plus)に対応するため、電力供給も可能になっている。
また、省電力機能は、夜間など営業時間外のポート接続スピードを絞ったり、電力供給を抑えることで、電力消費を節減するものだ。「Avaya Energy Saver」機能を活用することで、さらに25%の電力消費を削減できるという。
ほかに、エッジスイッチの設定のみでエンド・ツー・エンドの仮想サービスネットワークを実現する「ネットワーク仮想化」、制御トラフィックとデータトラフィックを分離することによるワイヤレスソリューションとの統合を実現するネットワーク仮想化アーキテクチャ「Avaya Virtual Enterprise Network Architecture (Avaya VENA)」にも対応予定だ。