UQコミュニケーションズは、同社が提供しているモバイルWiMAXサービスについて、上りの最大通信速度を15.4Mbpsに高速化するアップデートを12月中に予定している。
これまでの最大通信速度は下り40Mbps/上り10Mbpsだったが、上りについてのみ64QAM(現在はQPSKまたは16QAM)という変調方式を追加することで、電波に乗せるデータ量を16QAM利用時に比べて、1.5倍に増やす(下りについてはすでに64QAMに対応している)。
64QAMが利用できるケースは比較的電波環境が良好なケースに限定されるものの(電波環境次第で自動的に16QAMやQPSKに切り替わる)、屋外からの動画アップロードやリアルタイム中継など、大容量データを配信する際に効果が期待できそうだ。
なお、今回の上り速度向上に対応する機器は現時点では未定だが、今後UQのサイトで情報が提供される予定である。