シャープ製のAndroidスマートフォンである「SH-12C」には、標準で電子書籍リーダーアプリ「GALAPAGOS App for Smartphone」がプレインストールされている。このアプリを使うと、シャープの電子書籍ストア「TSUTAYA GALAPAGOS」で電子書籍を購入して、端末上で読めるようになる。
アプリ自体は特にシャープ製スマートフォン専用というわけではないのだが、プレインストールというのがシャープらしい。というわけで、SH-12Cロードテストの3回目は、このGALAPAGOS Appについて語りたい。
雑誌のラインナップはピカイチ!
.book対応でマンガも増えた
記者は以前に電子書籍専用端末の「GALAPAGOS 5.5型モデル」(EB-W51GJ、以下メディアタブレット)を購入しているので、GAPALAGOSの電子書籍やストアの使い勝手については体験している。何冊かの電子書籍・雑誌も購入済みだ。TSUTAYA GALAPAGOSについて記者が高く評価している点は、電子雑誌が豊富にラインナップされているところだ。「F1速報」とか「日経エレクトロニクス」といった、ある意味マイナーな雑誌もラインナップされているのがありがたい。雑誌や新聞には定期購読機能もある。
SH-12CのGALAPAGOS Appでも、当然TSUTAYA GALAPAGOSで販売されている電子書籍・雑誌のすべてを、直接アプリから購入して読める。定期購読機能ももちろんサポートされている。さらに8月10日からは、「.book」形式の電子書籍に対応するビューワー「T-Time Touch for GALAPAGOS」が提供され、講談社の人気漫画など多数の電子コミックが読めるようになった。ちなみにT-Time TouchはGALAPAGOS Appのプラグインのような見た目で動作しているので、ストアや書棚ではまとめて扱われて違和感なく使える。
.book形式の電子書籍コンテンツは豊富に存在するので、今後も書籍のラインナップ増加は期待できそうだ。
なお今回、GALAPAGOS Appに関する画面はすべて写真で撮影している。SH-12Cは組み込みのスクリーンショット撮影機能があるのだが、コンテンツの不正コピー対策だろうか、GALAPAGOS Appを起動中はこの撮影機能が無効にされてしまうためだ。もちろんAndroid SDK経由でもダメ。致し方ないところか。