6.パワーLEDに当たる部分のリフレクターを削る
リフレクターとは、豆電球の光りを反射させる銀色の鏡だ。たいてい、非常に割れやすい樹脂でできているので、ニッパーで切断するとパッキリと全体が割れてしまうこともあるので、目立てヤスリで慎重に切断する。
7.とりあえず完成! と思いきや改良が必要じゃん!
完成!と思ったら、リフレクターが豆電球用に最適化されていて、パワーLEDに替えると中央部分だけ暗くなってしまった……。
8.パワーLED用のレンズを瞬間接着剤て固定してできあがり!
さて、こんなときの救世主が秋月電子だ。パワーLEDの照射角を替えられるレンズが、何タイプか発売されている。いくつか買ってみて、リフレクターとの相性を見ながらLEDレンズをパワーLEDに接着しよう。
実地テストをしてみよう!
ようやく完成したパワーLEDライトを、夜中の公園に持ち込んで、早速テストをしてみた。豆電球のときは、光源を覗き込んでもそれほど眩しさを感じなかったが、パワーLEDの懐中電灯は、眩しいなんてモンじゃない! 瞳孔がギュッ! と音を立てて閉まり、電気を消してもしばらくは視界の一部が白く光って見えるほどだ。
豆電球をパワーLED1個に替えただけで、この眩しさ。パワーLEDを数灯搭載すれば、見たこともないぐらい明るい懐中電灯が作れるはずだ。ただし、電池はアッという間になくなるけど(笑)。廃熱対策などと格闘して、超ハイパワーLED懐中電灯を作ってみよう!
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