グーグルは15日(現地時間)、通信機器大手モトローラの携帯電話事業であるモトローラ・モビリティを買収すると発表した。買収額は125億ドル。
グーグルの声明によれば、同社はモトローラ・モビリティとの間で買収を正式に契約したとのこと。買収額は1株あたり40ドルで、総額は125億ドルに達する。Androidのライセンスを含む、モトローラのビジネスについては現状のまま独立して維持される。
グーグルCEOのラリー・ペイジ氏は公式ブログの中で買収の理由について、マイクロソフトやアップルが属するグループによる特許の取得を「反競争的なAndroidへの攻撃」と称し、競合との特許紛争に対抗するために、グーグルが保有する特許ポートフォリオを強化すべくモトローラ・モビリティを買収すると述べている(関連記事)。