台湾、中国、韓国からもユーザーが出演!
まず今回の大会議ライブで外せないのが、アジア圏の有名ユーザーが集まったということ。日本や現地の台湾はもちろん、中国や韓国のユーザーも出演し、東アジアのニコ厨を巻き込むというでかいスケールだった。そんな彼ら、彼女らに、客席から惜しみない拍手や歓声が送られた。日本の各地を回った大会議の全国ツアーで感じた、「地元出身」の有名ユーザーを暖かく迎える状況と同じだった。
ライブ前に設けられたトークショーでは、そうしたユーザーが集結。さらに「歌ってみた」で活躍している北京出身の「パンダ氏」もSkypeで出演した。彼女は現在、来日して青二プロダクションに所属し、「劉セイラ」の名前で声優デビューを目指しているという。
歌は日本語だが、トークで飛び交う言葉は、台湾語や日本語、英語などさまざま。正直、言葉が分からない部分もあったが、会場の反応を見てるとそれだけで楽しさが伝わってきてニコニコできた。
イケメンに国境なし!
日本の歌い手も負けずに会場を沸かしていた。特に目立ったのは、イケメン陣への嬌声だ。
現地で人気が高い「Gero」さんや「蛇足」さんが登場すると、瞬時にキャーーッという黄色い声で会場が満たされる。clearさんの「(。・ω・。)ノはぉ♪」という持ちネタにももちろん反応。そして「ぽこた」さんが台湾語で「歌に形はないけれど」を歌うと、感極まって泣き崩れるファンもいた。ネット中継で見ていた人ならわかるかもしれないが、日本のファンとまったく同じ反応だ。
イケメンに国境なし。ものづくりの次に日本が目指すべきなのは、彼らの輸出なのかもしれない──などと、舞台を見ながらなんとなく感じていた筆者だった。
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