どのお店が美味しいか? まで
カーナビに教えてもらう時代
筆者は外食が好きなので、色んな店に行ってみたいと常日頃から思っており、実際あちこち食べ歩くことが多い。基本的に安い店ばかりであるが、「足」を使うことでとんでもないバケモノ店に遭遇することがあるのだ。「さて、今日はどの店に行こうかな~?」とPCで「食べログ」なんかをチェックすることもよくある。目的の店の住所を調べ、ナビにセットするというのが通常のやり方だ。色々なお店の情報が最初からカーナビに登録されているケースもあるが、そのお店が美味しいかどうか? という主観的な評価データはカーナビには入っていない。当然である。
だが、カーナビタイムは違った。手始めに、今いる場所の周辺にあるラーメン屋を検索してみた。すると何件かヒットしたが、「距離順」「評価順」でそれぞれソートできるように表示された。お店にはそれぞれ5点満点の点数が付けられており、その高い順でソートすることもできるようになっているのだ(点数が付けられていないお店情報もある)。
この点数がどこから来ているかというと、まさに「食べログ」であり、「バナフェス! askU」といったネットの口コミグルメサイトである。
お店の情報とそれに対する口コミ情報は、地図情報の比ではないくらい情報量が多く、しかも移転や閉店が頻繁にある、いわば「生もの」である。それだけに、常に鮮度の高い情報を提供してこそ価値があるものだが、カーナビタイムはインターネット経由でナビタイムのDBに接続し、そのつど最新情報を取得してくるのだ。
さらに口コミの他に「TV紹介情報」もあり、最近テレビでその店が取り上げられたら、その時の番組の様子を伺い知ることができる。どこのお店に行きたいか迷っていても、「ああ、ここはマツコデラックスさんが紹介していたお店だから行ってみようかな」となるわけだ。
さすが、ネットに常時接続しているだけあって、取ってこれる情報の質・量が違う。そして常に最新の情報に接することができるのもカーナビタイムの最大の特徴だ。
さらに、ぐるなびやホットペッパーに掲載されているお店であれば、即クーポンを利用することもできる。
ケータイ版ナビタイムと連動させることも
携帯サービスのナビタイムで行きたいスポットを見つけると、画面下部にこのような「CAR NAVITIMEへ転送する」というリンクがある。このリンクを一度クリックするだけで、簡単にカーナビタイムに情報が転送される。携帯版のナビタイムに慣れている人には相当便利な機能だ。
(次ページへ続く)
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