2月10日、マカフィーはSaaS型メールセキュリティサービス「McAfee SaaS Email Protection」を2月21日より販売すると発表した。
これは1月26日の発表会で発売が明らかにされたセキュリティサービス群の1つ。企業宛のメールをいったんマカフィーのサーバーで受信し、ウイルスやスパムメールなどをフィルタリングして、企業のメールサーバーに転送するサービス。
マカフィーでは、オンプレミス型のメールセキュリティ製品として、
- McAfee Email Gateway
- McAfee Email and Web Security Appliance
というアプライアンス製品を販売している。今回の新製品の登場により、サービス型とオンプレミス型とで、用途に応じた選択が可能になるわけだ。
さらに同社によれば、クラウド内でのスパムフィルタリングにSaaS Email Protection、オンプレミスにEmail Gatewayアプライアンスを設置する組み合わせ型モデルを提示。これにより、柔軟なポリシー設定が行なえ、さらなるスパム除去、誤検出を限りなくゼロに近づけることが可能になるとしている。
SaaS Email Protectionの価格(税込)は、11~25ライセンス契約時で、1ノードあたり4683円(スタンダード・テクニカルサポートを含む)など。