ラインマーカーとしての使い心地
肝心のラインマーカーとしての使い心地だが、蛍光イエローのハイライターインクは極めて精彩で、愛用のツバメ大学ノートの白い紙面でも極めて目立つラインをクッキリと引いてくれる。
ペン先はペリカン規格のBB(ボールドボールド:極太)ではあるものの、そもそも万年筆であるため、その筆跡は一般的なラインマーカーよりも細身だ。また万年筆のペン先の性格上、縦に真っ直ぐ引いた線はそこそこ太いが、普通にペンを持って横線を引くと縦線よりもスリムでちょっと迫力不足になる。
右利きの場合なら、ペン先を反時計回りに90度回転させて横線を引くと自然な感じだ。あるいは、文字全体を塗りつぶす一般的なラインマーカー的使用法ではなく、文字の中央を横線でぶち抜く「ストライクアウト」(打ち消し線)的に線を引くイメージが最適かもしれない。
M205 DUOは、ありきたりで低価格の黄色いラインマーカーをはるかに超えた、ショッキングな程に輝く蛍光カラーを実現した。これはどうも癖になりそうである。筆者の衝動買い歴史の中でも二重丸アイテムだ。ちなみに現在、多くのショップで売り切れだ。
今回の衝動買い
アイテム:ペリカン「M205 DUO イエローデモンストレーター(ハイライターインク付き)」
価格:1万3650円(丸の内オアゾ内丸善 文房具万年筆売り場にて購入
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
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