ソフトバンクはケータイでもシャープが中心
ハイエンド端末で注目を集めそうなのは、スマートフォンに続いて、シャープ製端末で「AQUOS SHOT 002SH」「The Premium7 Waterproof 004SH」だろう。ともに防水対応でカメラ機能も強力。特に002SHは1410万画素CCDに加え、カメラボタンを押してから約0.5秒で起動する「ON速起動」が魅力的。さらに「スピード連写カメラ」はフルHDサイズまで対応している。
CEATEC JAPAN 2010ではドコモブースで展示されていた「LUMIX Phone」はソフトバンクが先行。発売自体は2月中旬以降を予定しているが、LUMIXシリーズ譲りのカメラ機能は実際に利用できた。約1320万画素のCMOSセンサーに加え、高画質技術「Mobile VenusEngine」の搭載で肌色も美しく撮影できるという。
安価に販売されるモデルとしては「PANTONE3 001SH」「COLOR LIFE2 002P」の2タイプ。PANTONE3は、お父さん関連のコンテンツや携帯ストラップも同梱(ストラップは初回出荷分のみ)。製品箱まで演出が施されている。
子供向けに究極にまでシンプルに作られたのが「みまもりケータイ 005Z」。操作はボタン1つだけで、これを押すとあらかじめ指定しておいた発信先に通話を行なう。つまり発信先は1件しか登録できないようになっている。一方着信については20件まで登録可能。ボタンで通話を開始する「手動着信」モードのほか、そもそも着信時の操作が不要な「自動着信」モードもあり、何も操作を覚えずとも電話が可能というわけだ。またストラップを引っ張ることで、防犯ブザーとしても利用できる
005Z専用に「みまもりケータイ専用プラン」が新たに用意され、月額基本料は490円。さらにオプションの「位置ナビ」(月額210円)に加入すると、端末の場所が簡単に確認できる。
DC-HSDPAによる下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」に対応したモバイルルーターを早くも参考展示。発熱量なども気になるが「解決の目処があるから発表している」(孫社長)とのこと。