AKB48を9月をもって卒業し、芸能活動の一時休止が報じられている“えれぴょん”こと小野恵令奈さんが、写真集『えれぴょん』、DVD『卒業 ~AKB48・小野恵令奈 4年半の真実~』(発売:ワニブックス/写真集:1680円、DVD:3990円)、そしてDVD『さんかく 特別版』(発売:ワーナー・ボーム・ビデオ/4980円)の発売記念イベントを3日、神保町の書泉ブックマートで行なった。
写真集とDVDだけでなく、小野さんがヒロインの1人として出演した映画『さんかく』のDVD版を合わせた3作品の合同イベント。しかもこれをもって、女優を目指すために芸能活動を一時休止して、海外へ留学することがわかっているため、多くのファンが列を作って並んだ。
――まずは写真集の見どころを聞かせてください。
【小野恵令奈】写真集は3冊目で、今までの総集編的な内容です。AKB48でデビューしてから今に至るまでを本にしました。ちょいちょい昔の写真も入っているのですが、それを見ていて自分でも成長したと思いましたね。お気に入りは前髪を上げておでこを全開にしたすっぴんの写真。そのまんまの小野恵令奈が見られます。
――DVDではどんな映像が見られますか?
【小野恵令奈】アイドルDVDとしてはめずらしくロングインタビューが入ってます。お母さんとのやりとりを想像させる映像や、AKB48を卒業した時の映像も入っています。今まで語れなかったことを頑張って答えるようにしているので、「こういう気持ちだったんだ」とか「こういう姿勢でAKB48をやっていたんだ」とか、今まで見えなかった部分を感じてほしいです。
――『さんかく』に関しても聞かせてください。
【小野恵令奈】去年の今頃に撮影したのですが、私はこの作品をきっかけに女優として本格的にやってみようと思ったんですよ。たくさんの方に見ていただき、演技にも注目してもらいたいです。
――今日のイベントで芸能活動もひと区切りだそうですが……。
【小野恵令奈】そうですね。長い間やってきましたが、英語や学問を優先するために休業することになりました。さみしくなるかもしれませんが、必ずみなさんの前に戻ってきて仕事に復帰することを誓います。その時まで暖かく見守ってください!!
小野さんによると、英語圏で民族や言葉の違いを学びながら女優を目指すという。次なる活動への“充電期間”といったところだろうか。その期間がどれくらいになるのかはまだ本人も明確に決めていないようだ。好調なアクセスを誇ったブログも11月4日で閉鎖される。「必ず戻ってくる」という彼女の言葉を信じたい。
(写真特集ページへ続く)