10月27日、ニフティは同社のIaaS「ニフティクラウド」において4つの機能強化を発表した。ユーザーのニーズの高かったサーバーコピーやオートスケールなどの機能を実装し、ますます使いやすくなったという。
- サーバーコピー
- ユーザー設定済みのサーバーを、コントロールパネルから複製する機能。ただし、利用中のサーバーは停止させる必要がある。1件あたり525円(税込)。
- カスタマイズイメージ
- ユーザー設定済みのサーバーをイメージとして保存する機能。サーバーの新設・増設などの作業を軽減する。ただし、イメージ作成時はサーバーの停止が必要。イメージ作成1件につき525円(税込み)、イメージ保存はWindowsが4200円/月、CentOS、Redhatが3150円/月(税込)の料金が発生する。
- オートスケール
- 負荷状態に陥った際に、カスタマイズイメージで作成したサーバーをコピーする機能。作成条件はユーザーがポリシーとして設定でき、負荷が軽減すると自動消去。複製されたサーバーは、最大でも10時間で消失するという。1件につき1050円(税込)。
- 基本監視・パフォーマンスチャート
- サーバーの監視やパフォーマンスの分析機能を強化。サーバーの稼働や負荷状況を監視し、特定の条件に合致すると登録済みのメールアドレスにメール送信される機能が追加。また、サーバーのCPUやメモリ、ディスク、ネットワーク利用状況、ロードバランサーのネットワーク流量などを調べられる。有料版が3.15円/月で提供されるほか、、無料版も用意されている。
10月28日にサービス提供開始。次はファイアウォールやVPNの提供が予定されているという。