世界で最も新しいサーキットを走った!
先日、カルン・チャンドック選手がデモランを行なった韓国のサーキット「YEONGAM(霊岩)」。もう間もなく完成する予定のサーキットなのだが、サーキット走行好きな電アスレース部部員は、この世界で一番新しいサーキットをなんとかして走れないものか、と無い知恵を絞っていた。しかし、我々は韓国へ行くお金も時間もない、貧乏暇なしの毎日。
そんなとき、レース部のマネージャー(コードマスターズの増田さん)より「LGエレクトロニクスさんで、F1 2010の体験会をやりますよ!」という連絡を受けた。そういえば、F1 2010って韓国サーキットが収録されているという話を以前聞いたような……。仕事そっちのけで、部員たち(筆者、小西、佐久間)はLGエレクトロニクスに向かった(電撃オンラインのレポート記事はこちら)。
LGエレクトロニクスと言えば、韓国大手の家電メーカー。ご存じの方も多いと思うが、2009年からF1の公式技術パートナーであり、今年の7月にはレッドブルとスポンサー契約を結ぶなど、F1との結びつきが深いのである。そんなLGエレクトロニクスのご厚意で今回の体験会が開かれたのである。71インチのフルHDプラズマテレビと、臨場感がハンパないオーディオシステムに、フルバケットシート、ステアリングコントローラーという、最高の環境で「F1 2010」(PS3版)を体験することになった。ゲームの内容などに関しては、電撃オンライン(関連記事)を読んでいただくととして、ASCII.jpでは韓国国際サーキットのレポートをお届けしよう。
難易度高めのテクニカルコースだった
何の前知識もなく挑んだ韓国サーキットはとても手強かった。2つのストレートと複合コーナーからなるサーキットなのだが、長いストレートの後の急コーナーが恐らくオーバーテイクポイントになるのだろう(関連サイト)。中盤から後半にかけてのコーナーは、ステアリング操作が忙しくなるくらい右に左にと曲がっていく。コース幅もそんなに広くなかったので、この辺のセクションで抜くのは大変だ。実際、プレイしてて抜きどころがなかったし、混戦状態だとラインを維持するのが精一杯だ。筆者は途中でスピンを喫してしまい、残念ながらひとりドライブとなってしまったが、レイアウトさえ覚えれば結構楽しいコースだと思う。
ホームストレートから1コーナーにかけては、富士スピードウェイと同じようなオーバーテイクショーが見られるだろう。最終コーナーは両サイドをコンクリートウォールで囲まれていて、圧迫感と緊張感がすさまじい。ここでどんなバトルが繰り広げられるのか、F1韓国GPが楽しみである。
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