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電アスレース部、海外進出!(ゲームで)

一足お先に韓国サーキットを走ってきた!

2010年09月10日 20時00分更新

文● 末岡大祐/電アスレース部

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世界で最も新しいサーキットを走った!

 先日、カルン・チャンドック選手がデモランを行なった韓国のサーキット「YEONGAM(霊岩)」。もう間もなく完成する予定のサーキットなのだが、サーキット走行好きな電アスレース部部員は、この世界で一番新しいサーキットをなんとかして走れないものか、と無い知恵を絞っていた。しかし、我々は韓国へ行くお金も時間もない、貧乏暇なしの毎日。

 そんなとき、レース部のマネージャー(コードマスターズの増田さん)より「LGエレクトロニクスさんで、F1 2010の体験会をやりますよ!」という連絡を受けた。そういえば、F1 2010って韓国サーキットが収録されているという話を以前聞いたような……。仕事そっちのけで、部員たち(筆者、小西、佐久間)はLGエレクトロニクスに向かった(電撃オンラインのレポート記事はこちら)。

※画面は開発中のものです

 LGエレクトロニクスと言えば、韓国大手の家電メーカー。ご存じの方も多いと思うが、2009年からF1の公式技術パートナーであり、今年の7月にはレッドブルとスポンサー契約を結ぶなど、F1との結びつきが深いのである。そんなLGエレクトロニクスのご厚意で今回の体験会が開かれたのである。71インチのフルHDプラズマテレビと、臨場感がハンパないオーディオシステムに、フルバケットシート、ステアリングコントローラーという、最高の環境で「F1 2010」(PS3版)を体験することになった。ゲームの内容などに関しては、電撃オンライン(関連記事)を読んでいただくととして、ASCII.jpでは韓国国際サーキットのレポートをお届けしよう。

もう自分がF1パイロットになったんじゃないかってくらいの臨場感! 画面も大きくて、バンパー視点でプレイすると、地面ギリギリを走っているかのようで、怖いくらいのスピード感が味わえる。本物のF1マシンより視界も広そうだ。F1マシンに乗ったことないけど

「こないだのカートの経験が活きた!」と小西。実際、キャリアモードをプレイし、見事に1位を取っていた

難易度高めのテクニカルコースだった

 何の前知識もなく挑んだ韓国サーキットはとても手強かった。2つのストレートと複合コーナーからなるサーキットなのだが、長いストレートの後の急コーナーが恐らくオーバーテイクポイントになるのだろう(関連サイト)。中盤から後半にかけてのコーナーは、ステアリング操作が忙しくなるくらい右に左にと曲がっていく。コース幅もそんなに広くなかったので、この辺のセクションで抜くのは大変だ。実際、プレイしてて抜きどころがなかったし、混戦状態だとラインを維持するのが精一杯だ。筆者は途中でスピンを喫してしまい、残念ながらひとりドライブとなってしまったが、レイアウトさえ覚えれば結構楽しいコースだと思う。

 ホームストレートから1コーナーにかけては、富士スピードウェイと同じようなオーバーテイクショーが見られるだろう。最終コーナーは両サイドをコンクリートウォールで囲まれていて、圧迫感と緊張感がすさまじい。ここでどんなバトルが繰り広げられるのか、F1韓国GPが楽しみである。

グランプリモードで韓国国際サーキット「YEONGAM」を3周した。まったくラインがわからないのでタイムは全然出なかったが、中盤~後半のセクションはリズミカルにクリアしていかないと前のクルマに追いつくことすらできないということがわかった。この区間のアクセルワークはパーシャル(半開き)が多くてストレスが溜まるが、それは2本のストレートで発散だ!

韓国以外には、先日パブリックビューイングにも参加したベルギーGPのスパ・フランコルシャンを豪雨のコンディションでプレイ。画面を見るとボヤけてるようだが、ラップ数やタイムなどはハッキリ表示されている。これは雨によるウォータースクリーンを再現しているのだ。スリップに入ると全然前が見えなくて怖い! ゲームですらこんなに恐怖感を抱くんだから、プロドライバーの精神力はハンパない!

ミスターヘビーウェットこと、佐久間もプレイ。ガードレールにぶつかり、F1マシンが大破する様子を見せてくれた。ゲーム中の設定によっては、大破した時点でリタイヤになってしまうこともある。

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