いま旬のビジネスPC 第14回
人気のCore iシリーズだが、AMDプラットフォームも検討しては?
低価格に十分な性能を──HP ProBook 4525s/CTの実用性は?
2010年07月19日 09時00分更新
日本HPから登場した「HP ProBook 4525s/CT Notebook PC」は、AMDプラットフォームを採用したビジネスPCだ。
CPUとして選択できるのは、AMD製シングルコアCPUのV Series V120(2.2GHz)、デュアルコアCPUのAthlon II P320(2.1GHz)、クアッドコアCPUのPhenom II P920(1.6GHz)の3種類だ。
最小構成はV Series V120(2.2GHz)、PC3-8500準拠のDDR3メモリーを1GB、そして250GBのHDDを搭載する。OSはWindows Vista Home Basicで、価格は6万1950円となる。
今回は最上位構成のモデルをいち早く入手できたので、これを元に評価している。Phenom II P920(1.6GHz)、4GBメモリー、500GB HDDのほか、BDコンボドライブを内蔵している。OSはWindows 7 Professional 32bit版で、この構成の価格は13万1250円となる。
コストパフォーマンス重視の製品だが、デザインにもこだわりを見せる。天板やパームレストにはヘアライン加工を施したアルミニウムを使い、アイソレーションタイプのキーボードの土台部分は光沢仕上げになっているなど、高級感のある仕上がりだ。
本体サイズは幅372×奥行き250×高さ39mm(最薄部は27.7mm)で、重量は約2.6kg。また、液晶ディスプレーは15.6型ワイド(解像度は1366×768ドット)という仕様から、デスクトップ代替機として検討する機種になるだろう。
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