ローアングルでぎりぎりまで迫る!
もうちょっと近くで猫を撮りたいなと近所を散歩してみるも、炎天下ではなかなか見つからない。いつもふらふらしてるお馴染みの猫もお昼寝タイムなのか隠れてる。どこかにいないかなと見渡すと……いました。夏でも涼しい場所。そこは墓地。
墓石の陰は涼しくて人もほとんどこないのできっとくつろげるのだろう。
暑いからこんな無防備にへちゃーーーー。夏の猫はやはりこうでなくては。
それにしても良い場所を見つけるもんである。
ソニーのNEXの良さは小さくて薄いのに液晶モニターがチルトすること。だから猫目線でローアングルでそっと忍び寄って撮るのに大変都合がいい。
ひとなつっこい猫だとぎりぎりまで寄らせてくれる。
夏の猫は隠れてる、と思いきや、偶然、ごろごろ転がってる猫を発見。いつも目立つ所にいないのに、今日に限って何をやってんだか。背中が痒かったのかな。
この猫、初対面なんだが、妙に人なつっこくて、暑いせいもあってか無防備に身体が伸びまくっているのである。身体を伸ばして表面積を広くすれば、その分熱を放射して涼しいのだ、と言わんばかり。
帰宅したら、うちの猫ももちろん冷房が入ってない部屋で一番涼しそうな、部屋の北の端でごろごろしておりました。
狙ってこんなポーズをさせたんじゃないんだからね。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。twitterアカウントはogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei。
*次回は2010年7月23日掲載予定
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