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手ぶれの少ない撮影方法!超簡単な4テクニック (1/2)

2010年07月08日 11時00分更新

文●吉田陽一/Web Professional編集部

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Image from Amazon.co.jp
人物、商品、生き物の魅力を引き出す96例 プロが教えるデジカメ撮影テクニック

 5月20日に弊社から刊行されたプロが教えるデジカメ撮影テクニック(著者はプロカメラマンの三浦健司氏)という書籍を担当した吉田です。鬼のような上司から「Webで宣伝しろ」と言われたのですが、ただの宣伝なんて誰も読んでくれません。今回はプロカメラマンの三浦健司氏に、手ぶれの少ない撮影方法について話を聞きました。


手元しっかり、ぶれずに撮影するテクニック

吉田:最近のコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)やデジタル一眼レフには手ぶれ補正機能搭載機種が増えていますね。手ぶれ補正があれば、暗いところでもどんどん写せるんじゃないんですか?

三浦:確かに手ぶれ補正機能を搭載している機種が多いけど、それでもちゃんとした構え方をしないとダメなんだよ。

吉田:ちゃんとした構え方ですか。

三浦:たとえばコンデジの場合、これは悪い構え方


吉田:うちの両親が老眼でこういう撮り方をしています。

三浦:この撮り方だと両腕が伸びてカメラが揺れるため手ぶれの原因になるんだよ。

吉田:なるほど。こちらがよい構え方ですね。


三浦:手ぶれを減らすには肘をできるだけ体に密着させるんだ。肘を密着させるテクニックを使えばブレを格段に減らせるよ。

吉田:デジタル一眼レフではどうですか。

三浦:以前の話だけど、こういう持ち方をしている人が手ぶれで困っていたなあ。


吉田:これは悪い構え方ですね。両肘が開いてしまっています。

三浦:レンズの持ち方もよくない。

吉田:なるほど。こちらがデジタル一眼レフのよい構え方ですね。


吉田:デジタル一眼レフもコンデジと同様、肘を身体に密着させるんですね。

三浦:左手はレンズを下から支えるようにして持ち、カメラの後側を顔に密着させるようにしてファインダーを覗く。グっと安定度が増して手ぶれによる失敗画像を減らせるんだ。

吉田:さっそくやってみます!

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