神田川と鶴見川で見かけた猫
お次は神田川。たまたま神田川沿いの道を自転車で走っていたときのこと、井の頭線の鉄橋の下にちょっと違和感を感じたのだ。通り過ぎて振り返ってみると……隙間に猫がいるっ。
小さくてわからないので近寄ってみた。線路のすぐ下で年とった猫が日向ぼっこしてるではないか。
いやあびっくりした。このあたりは何度も通るのだが、猫をみかけたのはこの日だけ。電車が通るたびに揺れるしうるさいしで気にならないのかなと思うのだが、平気なのだろう。
最後は大きな川。神奈川県の鶴見川を散歩していたら見つけた猫。こっちへとことこと歩いてきたのでカメラを向けたら、狙いはわたしじゃなくて、草でした。
猫は草をはむのが好き。屋外でもこうして草をはむはむしてる姿を時々見られるのだ。
もうちょっと近づいてくれそうだったので待ってたら、突然背をぐぐっと下げ、土手上を見つめて臨戦態勢に。何がいるのかと思いきや、犬の散歩。犬が猫をみつけてうなってたのである。
そしてこの猫も自分の家へ(鈴をつけてたのできっとそうだろう)帰って行ったのでありました。妙に毛づやがいいと思ったら、飼い猫だったのね。
■Amazon.co.jpで購入
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』(MdN)、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫。2010年4月27日発売)。twitterアカウントはogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei。
*次回は2010年6月18日掲載予定
この連載の記事
-
第872回
デジカメ
富士フイルム「X-T50」は小型・軽量で取り回しやすいから猫撮り散歩にピッタリだ -
第871回
デジカメ
渋めのレトロ調から白黒まで、富士フイルム「X-T50」は多彩なフィルムテイストで猫撮影が楽しめる -
第870回
デジカメ
望遠が優秀で画質もトップレベルのシャオミ「Xiaomi 14 Ultra」を持って街の猫とたわむれてきた -
第869回
デジカメ
猫の毛並みもキリッと描写! シャオミ「Xiaomi 14 Ultra」はスマホなのにスゴい優秀なコンデジだ -
第868回
デジカメ
14年前のコンパクトデジカメ、10倍ズームのキヤノン「IXY 50S」を引っ張り出してキジトラ三昧 -
第867回
デジカメ
予約しないと買えない本格派コンデジ、リコー「GR III HDF」と「GR IIIx HDF」で気軽に猫スナップ -
第866回
デジカメ
5倍や10倍望遠で撮れ、Sペンがリモートシャッターにもなる「Galaxy S24 Ultra」は猫撮影で重宝する -
第865回
デジカメ
4つのカメラを搭載したサムスン電子「Galaxy S24 Ultra」は猫の顔アップもピシッと撮れる -
第864回
デジカメ
”猫撮影の基本”第3弾! 背景やボケ具合をコントロールするとよりイメージどおりの写真が撮れる -
第863回
デジカメ
”猫撮影の基本”第2弾! 広角と望遠の特性を知って使い分けると写真のバリエーションがぐっと広がる -
第862回
デジカメ
構える高さを工夫すると猫写真は大きく変わる! 新年度なのであらためて猫の撮り方ノウハウをご紹介 - この連載の一覧へ