Twitter APIとGAE開発で便利なツール&ワザ (1/5)
2010年05月20日 11時00分更新
※この記事は「Twitter&Google App Engineで始めるWebプログラミング入門」の最終回です。過去の記事もご覧ください。
みなさんこんにちは。ふむふむソフトの飯島です。
全5回の予定で進めてきた本連載も、今回でいよいよ最終回となりました。第1回~第4回ではTwitter APIとGAEを使ったWeb開発の大まかな流れと、サンプルコードによるWebサービスの開発方法について解説しました。今回はより本格的なWeb開発をするとき、知っておくと便利なツールやTipsを紹介します。
Twitter APIを使って、今までこんなものを作りました!
本連載ではTwitter APIとGAEを使ったサンプルとして、4種類のWebサービスを作りました。これまでに作ったサンプルを振り返ってみましょう。
■第1回 サンプル 「ついまん。創刊準備号」
「つぶやきを漫画風に見せる」というアイデアで作ってみたサンプルです。大変好評だったのと、筆者が個人的に気に入ったこともあって、とうとう「ついまん。創刊号」という本サービスを開始してしまいました。よろしければそちらもぜひご覧ください。
ついまん。創刊号
http://twiman.com/
■第2回 サンプル 「Lispeln α(リスペルン アルファ)」
「とにかくカッコいい画面でTwitterを見る」とのアイデアで作ってみたサンプルです。「確かにカッコイイね」との周りの反応が印象的でしたが、同時に「(Twitterのイメージカラーの)青って、Twitterアプリとして認識してもらう上でやっぱり重要なんだな」と感じたサンプルでもありました。
■第3回 サンプル 「はとぽっぽ時計」
時報とシュールな独り言をつぶやき続けているTwitterボットです。本連載のサンプルコードの進化形の1つとして紹介しました。現在も独り言を追加していると同時に、最近背景を変えてちょっとゴージャスにしました。余談ですが、左上の飛んでいる鳩は写真ではなく、当社のデザイナーが描いた絵です。
■第4回 サンプル「Twit Galaxies」
Silverlightを使ったサンプルです。GAEとSilverlightの連携もなかなか興味深かったので、いずれどこかで解説したいと思っています。見た通りの一発ネタですが、なぜかフランスからのアクセスが集中する、という不思議な現象が発生しました。さすが全世界的に有名な映画だけはあります。これまた余談ですが、後ろの星雲も当社のデザイナーが描いた絵です。
ごく限られた時間内で、思いついただけでもこれだけのバリエーションを作れたわけですから、まだまだTwitter APIにはたくさんの可能性がある! と感じてもらえると思います。みなさんも思いついたらどんどん作ってみましょう!