4月15日、日本ヒューレット・パッカードは「HP ProLiant(プロライアント) サーバー」にXeon 5600番台搭載のモデルを11製品追加した。
ランナップは、タワー型サーバーが2モデル、ラックマウント型サーバーは5モデル、ブレード型サーバーが4モデルの計11モデルとなっている。
タワー型サーバー
タワー型サーバーは、初期導入コストを抑えた2ソケット対応の「HP ProLiant ML330 Generation 6」と、2ソケット対応の汎用モデル「HP ProLiant ML350 Generation 6」の2モデル。
ラックマウント型サーバー
ラックマウント型サーバーは、1Uの「HP ProLiant DL160 Generation 6」、最大14基、28TBのストレージを搭載可能な2Uの「HP ProLiant DL180 Generation 6」、ネットワークインフラに最適な管理性に優れた1Uの「HP ProLiant DL320 Generation 6」、電力消費を抑制する優れた筐体設計の1Uの汎用モデル「HP ProLiant DL360 Generation 6」、電力効率に加えて十分な拡張性をもつ2Uの「HP ProLiant DL380 Generation 6」の5モデル。
ブレード型サーバー
ブレード型サーバーは10Uのブレードエンクロージャーに最大32ノード搭載可能な「HP ProLiant BL2x220c Generation 6」、ブレード内の拡張性を高めたエントリーモデル「HP ProLiant BL280c Generation 6」、最大192GBのメモリ、ホットプラグ対応のHDDを搭載可能で2個のPCI拡張スロットを備え汎用性の高い「HP ProLiant BL460c Generation 6」、18 DIMMスロットと最大24ポートのネットワーク拡張性をもつ「HP ProLiant BL490c Generation 6」の4モデル。
また、同様にXeon 5600番台を搭載するブレードワークステーション「HP ProLiant WS460c G6」と、中小規模システム向けエントリークラスのSANディスクアレイ「HP StorageWorks P2000 G3 MSA FC Array System」も同時に発表された。
「HP ProLiant WS460c G6」は、2D/3Dグラフィックス用途、金融ディーリングなどのマルチモニター業務用途、CAEなどのコンピューティング用途に最適化されたブレード型ワークステーション。サイズは、10Uの大きさのc7000エンクロージャーに16台収容可能なハーフハイト(1台あたり0.6U)。主な仕様は、Xeon 5600番台を最大2基、12個のDDR3 DIMMスロットによる最大96GBメモリ、ホットプラグ対応のSAS HDD×2をサポート。オンボードに1GbE対応のネットワークインターフェースが2ポートを装備され、最大2枚のグラフィックスカードも搭載可能となっている。価格は標準構成で37万1700円から。5月下旬より出荷。
「HP StorageWorks P2000 G3 MSA FC Array System」は、「HP StorageWorks MSA2300fc」の後継となる製品で、8Gbpsファイバーチャネル接続に対応したエントリークラスSANディスクアレイ。ディスクドライブおよびディスク筺体間の接続は6Gbps SASに対応している。価格は140万7000円で5月下旬より出荷される。