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Windows Serverで学ぶサーバOS入門 第12回

1台目のドメインコントローラのトラブル解決は再導入?

Active Directoryの確認と削除

2010年04月13日 09時00分更新

文● 横山哲也/グローバルナレッジネットワーク株式会社

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ドメインコントローラ役割の削除

 1台目のドメインコントローラでトラブルが発生したら、アンインストールしたほうが早いケースも多い。そのための手順(降格手順)を紹介しよう。

DCPROMOコマンドを実行

 ドメインコントローラを削除する際には、真っ先に役割の削除を実行するとエラーになる。まずは、DCPROMOコマンドの実行から開始する必要がある。スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」などから「dcpromo.exe」を実行。ウィザードの通りに画面8~15の作業を行なう。 

画面8●ウィザードの開始画面。「次へ」をクリック

画面9●グローバルカタログサーバとして構成されている場合にこの警告が出る。「OK」をクリックすればよい

画面10●ドメインの最後のドメインコントローラかどうかを指定

画面11●アプリケーションパーティションの確認

画面12●アプリケーションパーティション削除の最終確認

画面13●DNSの上位ゾーンに対して、これから削除するゾーンの委任を削除するかどうか

画面14●Administratorアカウントの新しいパスワードを指定

画面15●これまでの設定を確認し「次へ」をクリック。完了したら指示に従って再起動

Active Directoryドメインサーバ役割の削除

 画面16までの作業が完了して再起動したら、管理者としてログオンする。そして、サーバーマネージャからActive Directoryドメインサーバの役割を削除する(画面16~19)。

画面16●「サーバーマネージャ」で「役割の削除」を選択

画面17●「Active Directoryドメインサービス」のチェックを外す

画面18●確認画面で「削除」をクリック

画面18●再起動後、削除結果を確認

 本記事は、ネットワークマガジンにて掲載していた連載をまとめたものです。連載の一部は弊社刊行の書籍「Windows Serverマスターガイド」にも収録をしております。

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 また、月刊アスキードットテクノロジーズでは、2010年3月号より本記事の執筆者である横山哲也氏による連載「Windows Server 2008 R2運用テクニック」を掲載しております。最新のWindows Serverの情報に関しましては、こちらもご覧ください。

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